ポスターと冊子で「首都圏」に岩手をPR-対談にはNHK三宅アナも

宮澤賢治の言葉「下ノ畑に居リマス」をモチーフにしたポスターと広報誌「いやしの教科書」

宮澤賢治の言葉「下ノ畑に居リマス」をモチーフにしたポスターと広報誌「いやしの教科書」

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 岩手県は県外向け広報事業としてポスターとPR誌を制作した。

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 カラー刷りのポスターはB3判サイズで、JR中央線など首都圏の鉄道車内などに4,000枚を掲出する。PR誌はA4判オールカラーで18ページ。岩手県に関連するイベントなどで配布する。

 ポスターのキャッチコピーは、これまでの「黄金の國、いわて。」に代わり、「いわてで、いやして。」を採用。ビジュアルには宮澤賢治が教員を退職後に農業を始めたとされる羅須人協会(花巻市)の建物を撮影した写真を使用した。

 「いやしの教科書」と題した広報誌は、「いやしのプロファイル」として食、風土、歴史と文化の視点から「岩手の癒やし」を紹介。巻頭では、盛岡出身の筑紫房子さん(故・筑紫哲也さんの妻)と初任地が盛岡だったというNHKアナウンサー・三宅民夫さんの対談を掲載する。

「これまでアピールしてきた健康、癒やしといった地域資源を元に、新しい切り口で岩手の良さをアピールした」(広聴広報課)。

 同事業では現在、東京のアンチエイジングレストラン「Rire(リール)」(東京都港区)とタイアップしながら短角牛や暮坪かぶなど岩手の特産品を使った限定メニューを提供するほか、年明けには作家の荒俣宏さんと高橋克彦さんが岩手のパワースポットを訪ね歩く書籍を発行する予定。

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