盛岡の公園とその活用に関するトークイベント「もりおかpark talk vol.8」が1月31日に開催される。

　盛岡市では市内の公園の利活用を促進するため、公園の利活用について市民が中心となって考え、イベントなどの企画・実施につなげる取り組みを行っている。「もりおかpark talk」はその一環として2018（平成30）年に始まり、今回で8回目を迎える。

　同イベントでは、実際に公園でイベントを開いた人や、まちづくりに関わる人など、今後の公園活用のヒントになるような活動に取り組む人をゲストに迎えて話を聞くほか、公園の利活用についての報告会、参加者とゲストの意見交換などを行ってきた。新型コロナウイルスの影響を受け、2021年度からはオンライン会議システム「Zoom」を使って開催を続けている。

　今回は「盛岡城跡公園でつくるワクワク」をテーマに、同公園でイベントを開催した木村敦子さんと松井みどりさんをゲストに迎える。木村さんは全国から出展者を募ったクラフト市「北のクラフトフェア」、松井さんは和をテーマにした市民参加型イベント「以心伝心！和の響宴（きょうえん）!!～魅（み）せろ！日本魂!!～」に関わっている。2人が公園を選んだ理由やイベントの様子、開催に至るまで大変だったこと、今後の活用などについて話す予定。ゲストトークの後は、参加者とゲストが直接意見交換する時間も設ける。

　「盛岡城跡公園は史跡としての側面もあり、イベントに使えないのではないかと考える人も多いように感じる」と市公園みどり課の鈴木茉利乃さん。「大きなイベントではなくても、広場として自由に使ってもらいたい思いもある。何か面白いこと、楽しいことをしてみたいという人にとって、このトークイベントがアイデアやインスピレーションの一助になれば。興味がある皆さんに気軽に参加してもらいたい」と呼びかける。

　19時開始。参加無料。ウェブサイトの申し込みフォームから事前の申し込みが必要。申し込み締め切りは当日12時。