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盛岡・シネマんぷくチケットの販売今年も 中心市街地訪れるきっかけに

「シネマんぷくチケット」のロゴ

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 「映画の街盛岡」推進事業実行委員会は11月1日から、プレミアム付き飲食・映画鑑賞セット券「シネマんぷくチケット」の販売を始めた。

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 同委員会は、市内の映画館と映画館通りを中心としたにぎわいの創出と、「映画の街 盛岡」の魅力向上のため、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける映画館や飲食店と連携し、さまざまな企画やイベントを実施する「映画の街盛岡」推進事業に取り組んでいる。

 「シネマんぷくチケット」は同事業の一環として昨年初めて販売。市内の映画館で利用できる映画観賞券と、中心市街地などの飲食店で利用できる「共通飲食券」1,500円分がセットになったものを発行する。販売は、ルミエール1・2(菜園)、ピカデリー(中央通1)、中央映画劇場(大通1)、フォーラム盛岡(大通2)で行うが、昨年はすぐに完売となる映画館も多くあった。

 今年は昨年よりも販売数を増やし、購入数を1人2セットまでに制限。昨年は映画観賞券の利用期限が短かったため、「見たい映画の上映期間と鑑賞券の利用期間が合わない」「鑑賞券と飲食券を別々に使わなくてはいけない」という声があったことを受け、利用期間を統一している。

 映画観賞券は購入した映画館で利用可能だが、ルミエール1・2もしくはピカデリーで購入した場合は、両館で利用可能。飲食券は市内約70店舗で使用できる。参加飲食店は市の公式ホームページと同チケットのリーフレットに掲載。リーフレットでは飲食店や映画館の情報を、大通エリア・桜山~盛岡バスセンターエリア・盛岡駅前エリアの3つのエリアと、各エリアの商業施設ごとに紹介している。

 11月中には、市内3館で映画のワンコイン上映を行う「Lucky2Days」も実施予定。市経済企画課の佐藤俊治さんは「映画館と飲食店が連携することで相乗効果が生まれることに期待している。映画を見てからご飯を食べるか、食べてから映画館に行くか、使い方は皆さん次第。映画を通じた事業をきっかけに、中心市街地を訪れるきっかけになれば」と呼びかける。

 価格は1セット2,000円。利用期間は11月20日~来年2月19日。販売数は各館400セット(ルミエール1・2とピカデリーは2館で400セット)。販売は2月18日まで(無くなり次第終了)。

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