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肴町で「カボチャの重さ当て」今年も ハロウィーンイベントの一環で

ハロウィーンの飾り付けがされた中に置かれた大きなカボチャ

ハロウィーンの飾り付けがされた中に置かれた大きなカボチャ

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 盛岡市肴町商店街「ホットラインサカナチョウ」アーケード内のストリートピアノコーナーで現在、巨大カボチャの重さを当てる「オレのおもさは何キロだ!?」が行われている。

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 同商店街振興組合が毎年開催しているイベント「肴町ハロウィーンフェスティバル」の一環で企画した。同イベントは2000(平成12)年に始まり、仮装コンテストや仮装パレード、子どもたちが商店街の店を巡りお菓子をもらう「トリックオアトリート」などを行っていた。

 2020年からはコロナ禍の影響もあり規模を縮小。仮装パレードは中止し、仮装コンテストはオンライン上で開催。トリックオアトリートは参加人数を制限することで、人が集まる機会や、接触する時間を減らす工夫をしてきた。「オレのおもさは何キロだ!?」も、非接触のコンテンツとして昨年から実施。アーケード内にあるストリートピアノコーナーをハロウィーン風に飾り付け、その中に大きなカボチャを設置し、参加者はカボチャの見た目だけで大きさを予想して3つの選択肢の中から選んで回答する。

 同振興組合担当者の中村祐輔さんは「運営側としても手探り状態の不安はあったが、思っていたより応募があった。昨年の参加者からの好評もあって、今年も継続することを決めた」と話す。

 今年は夏の長雨の影響もあり、大きいカボチャが少ないという。今年の重さ当て用に選ばれたのは横長のカボチャ。選択肢は、「けっこう重いぜ! 43.0キロ」「そこそこあるぜ! 37.0キロ」「意外と軽いぜ! 3.70キロ」の3つで、参加者は専用の用紙に回答を書いて投票箱に入れる。正解者の中から抽選で5人に肴町オリジナルトートバッグを贈呈する。

 今年はブース出店も一部復活。10月22日には市内の生花店「花の館」によるカボチャランタン作りが行われる。時間は10時~15時で、料金はカボチャの大きさによる。「トリックオアトリート」も昨年より参加人数を増やして募集したが、募集開始から1週間ほどで定員に達したという。

 「トリックオアトリートも昨年は店の外でお菓子を受け取る形にしていたが、今年は店に入って受け取る形に戻した」と中村さん。「肴町のハロウィーンイベントは、店との交流を増やしてほしいという思いも込めてきた。ようやく少しずつ本来の形に戻していける。来年こそはという気持ちもある。アーケードの中もハロウィーンの飾り付けをしていくので、遊びに来てもらって、来年を楽しみにする気持ちを育ててもらいたい」と呼びかける。

 「オレのおもさは何キロだ!?」の実施時間は10時~17時。応募は今月22日まで。

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