暮らす・働く

盛岡プレミアム付き商品券「スマートSANSA」発行へ 事前登録始まる

「スマートSANSA」の2種類の使い方紹介

「スマートSANSA」の2種類の使い方紹介

  • 1

  •  

 盛岡市と「盛岡ValueCity」は5月10日、デジタル版地域商品券「もりおかプレミアム付商品券スマートSANSA」の購入に向けた事前登録の受け付けを始めた。

[広告]

 「スマートSANSA」は、新型コロナウイルス感染症により大きな影響を受けている地域経済の活性化と、キャッシュレス化の推進を目的に、「盛岡ValueCity」が運営するQRコード決済サービス「MORIO Pay(モリオペイ)」を活用して発行するもの。

 商品券はアプリ型とカード型の2種類。アプリ型は、「MORIO Pay」アプリ内に商品券を発行し、利用者自身が店頭に設置されたQRコードをアプリで読み取って商品券を使う。カード型は、QRコードを記載したプリペイド式カードの商品券を発行し、店舗側が「MORIO Pay」の店舗専用アプリでQRコードを読み取って使用する。電子通貨のため、1円単位で利用が可能。

 商品券は1セット1万2,000円分を1万円で販売。1人当たりアプリ型・カード型のいずれか3セットまで購入できる。購入には事前登録が必要で、アプリ型とカード型で申し込み方法が異なる。アプリ型は「MORIO Pay」アプリ内の専用申し込み画面から、必要事項の記入を行う。

 カード型は郵送でのみ受け付け、はがきの裏面に住所・郵便番号・氏名・生年月日・電話番号・購入希望セット数・購入希望窓口を記入して申し込む。購入窓口は、盛岡商工会議所・盛岡商工会議所都南支所・盛岡商工会議所玉山支所の中から第2希望まで記入可能。宛先は盛岡商工会議所内「盛岡ValueCity スマートSANSA係」(清水町)まで。

 販売数量はアプリ型が4万セット、カード型が1万セット。申し込み先着順で、販売数量に達し次第終了する。申し込んだ人へはアプリ型はメールで、カード型は郵送で通知が届き、販売開始日の6月1日以降、購入が可能となる。アプリ型は「MORIO Pay」アプリ内で手続きを行い、クレジットカードもしくはコンビニ決済で代金を支払う。カード型は指定された窓口で現金で購入する。

 市経済企画課課長の白根徹さんは「非接触型の決済ツールのため、感染予防になるとともに、1円単位で利用できるので、利便性が高い商品券になっている。感染症の影響を受けている地域経済の活性化につながるので、多くの市民の皆さんに利用してもらいたい」と呼びかける。

 商品券の購入事前登録は5月25日まで。使用期間は6月1日~11月30日。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース