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矢巾町に岩手ビッグブルズ練習専用体育館 パートナーとしてチームを応援

記者会見での高橋町長(中央)と水野社長(左)。チームのマスコットキャラ「ブルゾー」も駆け付けた

記者会見での高橋町長(中央)と水野社長(左)。チームのマスコットキャラ「ブルゾー」も駆け付けた

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 バスケットボールB3リーグ「岩手ビッグブルズ」は、2021年1月から矢巾町の体育館を練習専用体育館として利用することを発表した。

 チームが練習専用体育館として利用するのは、町内の南矢幅にある「旧アイワ体育館」。1977(昭和52)年6月に完成し、その後2002(平成14)年に寄付され、中学生の部活動などで利用されてきたが、築43年を迎えて施設の老朽化が進んでいる。町でも改修について検討する中、岩手ビッグブルズ側の専用練習場を探しているという考えを知り、同体育館を専用練習場とし改修を行うことを決めた。

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 岩手ビッグブルズはこれまで盛岡市内や近隣地域の体育館を練習場として利用し、一般利用者と同じく予約を取り、時間の制約がある中で練習を行ってきた。2021年1月からは基本的に「旧アイワ体育館」を専用の練習施設として利用する。

 9月30日に矢巾町と岩手ビッグブルズが共同記者会見を開き、高橋昌造矢巾町長と岩手ビッグブルズの水野哲志社長をはじめ関係者らが出席。高橋町長は「矢巾町は昨年、『スポーツのまち やはば』を宣言し、スポーツを通じたまちづくりを行っている。プロスポーツチームである岩手ビッグブルズの皆さんと共にスポーツ振興に取り組んでいきたい。これからはサポーターではなくて、パートナー。互いに助け会いながら、ビッグブルズがトップリーグを目指すために町を挙げて応援していきたい」と話した。

 水野社長は「これまで専用の練習施設はなく、時間の制限もあり思うような練習ができないこともあった。来年のリーグ開幕に合わせて練習場所を確保して臨める。毎日1つの場所で練習できる環境にはさまざまなメリットがあり、チームの強化的部分でも大きな強みがある」と話す。

 「旧アイワ体育館」は専用練習場として改修工事中。雨漏りしている屋根やアリーナの床、照明などを新しくするほか、プロ仕様のバスケットゴールの設置、トレーニング室の改修などが行われる。バスケットボール専用施設としては県内初の可能性もあるという。

 チームでは今後、町内の小中学生に向けてバスケットボールの指導を行うことも予定。高橋町長は「子どもたちの夢をかなえ、プロ選手の姿を見て『自分もなりたい』と思ってもらいたい」と期待を込める。

 水野社長は「練習拠点としてできる限り地域貢献をしていく。来年はチーム10周年の節目。専用練習場があることで、より強くなったチームの活躍を見せたい。圧倒的強さで勝利し、リーグ昇格への道を切り開く」と意気込む。

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