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盛岡のデパート屋上で映画上映 「みんなで見る楽しさ忘れぬように」

会場となるカワトクの屋上でPRを行う実行委員会の皆さん

会場となるカワトクの屋上でPRを行う実行委員会の皆さん

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 「盛岡かわとみどりのほしぞら映画祭」が9月26日、パルクアベニューカワトク(盛岡市菜園1)屋上で開催される。

 新型コロナウイルス感染症の影響を受け、盛岡市が今年度の「もりおか映画祭」の中止を発表したことから、企画がスタートした同イベント。来年の開催に向けて、民間の力で映画に関連したイベントを実施することで盛り上げるとともに、「みんなで映画を見る楽しさ」を忘れないでもらいたいという思いを込めた。

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 同映画祭実行委員会事務局を務める「<映画の力>プロジェクト」は、これまでも映画の上映会やイベントを実施してきた。8月には中津川のほとりを会場にした野外上映会「水のほとりの上映会」も開催。定員を30人に限定し、満員となる賑(にぎ)わいを見せた。

 「盛岡かわとみどりのほしぞら映画祭」は、「水のほとりの上映会」の後継イベントとしての側面もある。「水のほとりの上映会」の成功を受けて次の上映会場を探す中、「盛岡かわとみどりのほしぞら映画祭」の実行委員会にも加わるカワトク側から提案を受け、屋上での上映が決まった。イベントのタイトルには盛岡らしさを感じられるものとして「かわ」と「みどり」、夜の屋上が会場となることから「ほしぞら」を付け加えている。

 上映する作品は台湾映画「祝宴!シェフ」。伝説的な宴席料理人を父に持つも料理下手な娘・シャオワンが借金返済のため、父が残した秘伝のレシピノートをもとに料理大会に出場するコメディ作品となっている。内容がハッピーであり、大勢で食事をするシーンも登場することから、「みんなで楽しむこと」を感じられる映画として選んだという。上映会当日は事前予約者限定の「特製 祝宴弁当」も用意する。

 今回の上映会は映画館への応援の思いも込める。来場者の中から抽選で市内映画館の招待券をプレゼントし、映画館へと足を運ぶ流れを作る。「映画館で映画を見て楽しむ気持ちを忘れないでほしいという思いがある。上映会だけが盛り上がるのではなく、次は映画館に行こうという機会を作っていきたい」と「<映画の力>プロジェクト」の高橋大さん。

 「台湾の伝統的な祝日『中秋節』のプレイベント的に、おいしくて楽しい企画になっていると思う。盛岡と台湾はお互いに交流もあるので、コロナ禍の中でも盛岡でこんなことをしているよということ、盛岡は映画の街なんだよ、ということをニュースとして広く伝えていきたい」とも話す。

 上映会は17時開場、17時30分上映開始(中休みあり)。鑑賞には事前予約が必要。鑑賞料は「祝宴弁当」付きのみ2,000円、それ以外は無料。予約詳細は「<映画の力>プロジェクト」のフェイスブックページに掲載する。

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