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みちプロ・佐々木大地選手がメキシコへ 「団体を引っ張れるレスラーに」

出発前の準備で忙しいという佐々木選手。「大きくなって帰ってくる」と意気込む

出発前の準備で忙しいという佐々木選手。「大きくなって帰ってくる」と意気込む

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 プロレス団体「みちのくプロレス」(滝沢市大釜)に所属する佐々木大地選手が修行のためメキシコへ出発する。

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 佐々木選手は2010年にデビュー。8年目を迎えるが、思うように結果が残せないことに悩んでいたという。昨年、海外で試合する機会が増えたことをきっかけに海外での修業について考え始め、いくつかの候補の中からメキシコを選んだ。

 佐々木選手は「もっと海外で試合してみたい、それが自分のレベルアップになるのではないかという気持ちが強まった」と話し、「デビューして8年目。みちのくプロレスを背負っていくような選手にならないといけないとはずっと思っていた。期待になかなか応えられない中で、自分の殻を破るためにもメキシコへ行くことを決めた。みちプロを引っ張っていくレスラーになるのが目標」とも。

 海外遠征について応援する声がある一方で、驚きや寂しさを伝えるファンも多い。3月16日から18日にかけて壮行試合が行われ、20日にはファンも参加する壮行会も実施。普段はあまり話さないファンからも励ましの声が集まった。

 メキシコへは29日に出発。修業の期間は無期限で、現地で練習できる場所はあるが試合の予定はまだない。有名になるまでは、試合出場の交渉も自分で行わなければならないという。体力や技の向上とともに、精神面の成長を目指す。

 佐々木選手は「多少の不安や心配はあるが、楽しみなことの方が多い」と話し、「練習して体も気持ちも大きくなって帰ってくる。応援してくれる皆さんの期待に応えられるように頑張る」と意気込む。

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