矢巾スマートIC開通 命をつなぐ道への期待も

開通式でのテープカット・くす玉割りの様子

開通式でのテープカット・くす玉割りの様子

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 岩手県内初となるスマートインターチェンジ、「矢巾スマートインターチェンジ(IC)」が3月24日、開通した。

 スマートICは、パーキングエリアやサービスエリアに併設される簡易的なETC専用のインターチェンジ。同ICは、東北自動車道上下線矢巾パーキングエリアに併設する。県と矢巾町、東日本高速道路(NEXCO東日本)東北支社盛岡管理事務所が整備を進め、2016年に着工。ETC車載器を搭載した車両であれば24時間利用でき、岩手県内では初となる。盛岡南ICと紫波ICの間に位置し、開通により地域住民の利便性の向上や物流の効率化、同町内へ移転する「岩手医科大学付属病院」への患者搬送の時間短縮と救命率の向上が期待される。

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 24日の午前中には、15時の開通を前に開通式が行われ、関係者や地元住民ら約200人が参加。式典のオープニングでは、地元の不動小学校の児童らが合唱を披露。式典後には、煙山小学校吹奏楽部の児童らの演奏に合わせてテープカットとくす玉開きが行われ、開通を祝った。

 達増拓也岩手県知事は「県民生活の安心・安全や生産性の向上、医療の発展などへ大きな影響がある」と述べ、高橋昌造矢巾町長は「スマートICの存在は町民の利便性や物流拠点へのアクセス効率の向上はもちろんが、命をつなぐ道としても大きな役割を持つ。多くの人に喜ばれるICとなれば」と期待を寄せた。

 同ICは上りと下りで出入り口が異なる。NEXCO東日本盛岡管理事務所では、行き先の確認や誤進入への注意とともに、開閉バー前での一時停止を呼び掛けている。

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