盛岡の雑貨店で「ぽち袋」の展示販売会 個性豊かな作品集めて

紙だけではなく毛糸や布でできた「ぽち袋」も並ぶ

紙だけではなく毛糸や布でできた「ぽち袋」も並ぶ

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 盛岡市の雑貨店「shop+spaceひめくり」(盛岡市紺屋町、TEL 019-681-7475)で現在、「ぽち袋展」が開かれている。

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 同店がオープンした2010年に「店のことをもっと知ってほしい」という思いで企画され、今では毎年恒例となった同展。お年玉などに使う「ぽち袋」を作者らが思い思いの形で制作し、展示販売を行う。プロ・アマチュア問わず参加でき、今回は招待作家7人を含めた29人が参加した。

 店長の菊池美帆さんは「今回で7回目となり、出品するのも買うのも楽しみにしているという人も増えていてうれしい。腕試しのようなイメージで参加してくれる作家さんや遠方から参加してくれる人もいて、面白い作品がたくさん集まった」と話す。

 展示作品は、作者が「これはぽち袋だ」と言い切れるものであれば素材や大きさに制限はなく、バラエティーに富んだ作品が並ぶ。なじみある封筒型のぽち袋も今年の干支(えと)である鳥の絵柄を使ったデザイン以外に、動物や花などをモチーフにした1年を通して使えるものがそろう。そのほか毛糸や布でできたものや、革素材を使用したカバン型のもの、木材を使った小箱の形をしたものなどユニークな作品も多い。

 菊池さんは「ぽち袋の『ぽち』は『これっぽっち』という言葉や、フランス語で小さいという意味の『petit(プティ)』などに由来するそう。お年玉に限らず、ちょっとした気持ちを届ける時や、何か小さいものを入れておくのにちょうどいいものなど、いつでも使えるぽち袋が集まった。ぜひ足を運んでみて」と呼び掛ける。

 営業時間は10時30分~18時30分(最終日は16時まで)。木曜、第1・第3水曜定休。1月31日まで。

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