盛岡で「ハラケイ入門」始まる 「誰でも原敬が分かる」をテーマに

展示室入り口では原敬の等身大パネルが出迎える

展示室入り口では原敬の等身大パネルが出迎える

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 原敬記念館(盛岡市本宮4)で10月8日、第56回企画展「ハラケイ入門-いちから分かる原敬(はらたかし)-」が始まった。

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 同展は盛岡ゆかりの先人、原敬が今年生誕160年を迎えることを記念して企画されたもの。原は「平民宰相」と呼ばれ、歴史の教科書に取り上げられるほどの人物だが、「具体的にどんな政治をしてどういう人物だったのかを知る人は多くない」と同館主任学芸員の田崎農巳(あつみ)さん。そこで今回は「展示を観(み)れば誰でも原敬が分かる」をコンセプトに、その業績や人物像を紹介する。

 展示している資料は全71点。原が愛用していた品や著書、書簡などの資料のほか、年表やパネル展示を通して、その生い立ちから政治家として暗殺されるまでの生涯を分かりやすく解説する。19歳から65歳まで原がつけていた日記「原敬日記」の原本全83冊や、東京駅での遭難時に着用していた血の跡が残る洋服など、普段は収蔵庫で保存している貴重な資料も特別公開している。

 11月12日には同館学芸研究員による企画展関連講座「原敬入門」、同日と12月25日には担当学芸員による展示解説も行われる。

 田崎さんは「原敬の魅力は彼の人間性にあると思う。政治家としては合理的なリアリストで冷たい印象を持たれがちだが、実は情に厚くエネルギッシュな人でもある。さまざまな資料を通して、彼の意外な一面を知ってほしい。地元出身の偉人の一人として多くの人に興味を持ってもらいたい」と来場を呼び掛ける。

 開館時間は9時~17時(入館は16時30分まで)。月曜休館。入館料は一般=200円、小・中学生=50円。12月25日まで。

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