盛岡芸妓見習い「ひよ妓」募集 次世代文化継承へ向け

2012年に「盛岡芸妓」になったとも千代さんと富勇さんの演舞

2012年に「盛岡芸妓」になったとも千代さんと富勇さんの演舞

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 盛岡芸妓(げいぎ)後援会は、盛岡の伝統文化を継承する盛岡芸妓見習い「ひよ妓(こ)」になる女性を募集している。

 盛岡芸妓は、踊りや長唄、常磐津などの芸事を身に付け、お座敷などで芸の披露とおもてなしを行う女性。盛岡芸妓は現在7人が活動しており、2012年に19年ぶりの若手の盛岡芸妓3人が披露され、現在は2人が活動を続ける。

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 盛岡芸妓は、函番や他地域の置屋制度がないため個人で活動することが多く、盛岡芸妓の減少と高齢化で技術を後継する担い手不足が課題になっている。今回初めて見習いとして「ひよ妓」になり、将来的に盛岡芸妓として技術を継承して活躍する人を募集する。

 見習い期間は2015年8月から2016年3月まで。「ひよ妓」としての所作や作法、踊りや長唄などを身に付け、盛岡市内の料亭での就業研修を1カ月間実施する。研修と稽古を積み、お披露目の後、2016年6月ごろからお座敷活動を始める。盛岡芸妓後援会では、稽古費用や必要備品などについて支援する考え。

 応募資格は18歳から25歳までの女性で、日本舞踊に興味があり、週5日程度の稽古に通える、元気で活発で接客が好きな人。書類選考と面談で決定する。

 盛岡芸妓後援会事務局の佐藤純也さんは「踊りが好きで元気で明るく、地域に根差した伝統芸能を継承することに理解がある人に応募してもらいたい」と話す。

 申し込みは7月15日まで。

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