盛岡・紺屋町のレストラン「まめキッチン」、ランチ&デリ業態が好評

落ちついた町並みの紺屋町に店を構える「まめキッチン」。白と緑の看板が目印

落ちついた町並みの紺屋町に店を構える「まめキッチン」。白と緑の看板が目印

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 下町の風情を色濃く残す盛岡市の紺屋町にこぢんまりとたたずむ、テーブル席が10席の小さなレストラン「まめキッチン」(盛岡市紺屋町3、TEL 019-625-0534)がオープンから1年半を迎えた。「ランチ&デリ」という業態が口コミで評判となり、女性だけではなく年配の男性客にも好評だ。

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 同店は、以前は洋菓子店だったという店舗をオーナー自らが改装。店内のどこからでも厨房が見えるという開放的な空間に仕上げた。前店主から譲り受けたというショーケースでは、常時10種類の旬の素材を使った彩り鮮やかな総菜を「対面販売」する。総菜は、販売だけではなくその日のメニューの中から来店者が好きなものを選び、店内で食事もできる。

 オーナーシェフの遠藤克彦さんは「『ランチと総菜の店』という盛岡にはないスタイルの店を目指した。店の広さとオフィス街のエリアから多少離れている立地条件などからも、こうした出店スタイルが適切と考えた」と話す。和食や洋食にこだわらず、自家栽培の新鮮な野菜とその日仕入れた素材をふんだんに使い、独自のセンスで「自分が食べたいもの」をコンセプトに調理をする。

 主な食事メニューは、肉・魚料理にごはん・みそ汁・小鉢が付く「日替わりまめ定食」(800円)。注文があればテークアウトにも対応する。そのほか、好みの総菜に500円を追加してミニごはん・ミニサラダ・ドリンクが付く「お総菜プレート」を提供するほか、ミニサラダ・ドリンク付き「キッシュプレート」(650円)も用意する。

 「デリ」の総菜メニューは、同店の人気定番メニュー=直径が8センチの「メンチカツ」(350円)、数種類の野菜をオリジナルのピクルス液に漬け込んだ「自家製ピクルス」(1パック200円)や、自家栽培のにんじんとごぼうを使用した「きんぴらごぼう」(100グラム、250円)、ラタトゥイユ(100グラム、250円)など、単品だけではなく総菜の本領ともいえる量り売りの商品もある。

 ドリンクメニューは、ホットコーヒー(300円)、盛岡では同店のみ扱うamsu(アムシュ)のフレーバーティー(400円)などをそろえ、総菜同様に店内での販売も行う。

 営業時間は、11時30分~19時(ランチタイム=11時30分~15時)。

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