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新著-敗者の目線で見た戊辰戦争、岩手の作家が書き下ろし

シリーズ藩物語の別冊として発行された「それぞれの戊辰戦争」

シリーズ藩物語の別冊として発行された「それぞれの戊辰戦争」

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 岩手県在住の作家、佐藤竜一さんの新著「それぞれの戊辰(ぼしん)戦争」(現代書館)が12月15日、出版された。

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 同書は明治の幕開けに勃発した戊辰戦争(1868年~1969年)を、会津藩を筆頭に南部盛岡藩、仙台藩など「敗者の視点」から見た一冊。この戦争で敗北し、会津の人々と同じく賊軍とされ、その後辛酸をなめ時代に翻弄(ほんろう)された南部盛岡藩の人たちにとって、戊辰戦争とは何だったのかを振り返る。

 陸前高田市生まれで、現在は盛岡市の岩手大学で教べんを執りながら学生の震災ボランティアを支援する佐藤さん。「いつの時代も東日本の人間は苦しんできたという点で140年前の理不尽な内戦が、今回の東日本大震災とその後に起きた原発事故に重なる。今この時に、当時この敗戦から受けた屈辱をバネに這(は)い上がった人々から得るものは多い」と思いを込める。

 価格は1,680円。県内ほか全国主要書店、オンライン書店で販売。

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