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盛岡に三陸直送海鮮レストラン「いわて三陸水産組合」 4業態で営業へ

「三陸のおいしい海鮮を楽しんで」と八木さん(左)、藤田さん(中)、佐々木さん(右)

「三陸のおいしい海鮮を楽しんで」と八木さん(左)、藤田さん(中)、佐々木さん(右)

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 三陸直送のカキや浜焼きとイタリアン、和食を楽しめるレストラン「いわて三陸水産」(盛岡市津志田南1、TEL 019-613-2244)が1月15日、オープンした。

「霜降り炙りトロサーモンと宮古産イクラの親子ちょうちん弁当」(1,180円)

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 同店は、陸前高田市でかき小屋を営むかき養殖業の藤田敦さんと釜石市を中心に漁業を営む佐々木洋裕さん、盛岡市内で飲食店を経営する雲水社長の八木禅さん3人で立ち上げた。「盛岡に三陸直送のカキや海鮮を楽しめる店をつくりたい」と盛岡の飲食店、三陸の漁師が手を組み6次産業化に向けた新しい形のレストラン運営にチャレンジする。盛岡南インターチェンジに近いことから観光客需要にも期待を込める。

 今回は藤田さんが陸前高田市にあるかき小屋広田湾の2号店として「漁師藤田の牡蠣(かき)」、佐々木さんが「漁師の浜焼き」を出店し三陸直送の新鮮な海鮮を提供する。今後は隣接するスペースにイタリアンの「GASTRO Smith」、和食と刺し身が楽しめる「三枚目助五郎」を整備し3月に開業予定。一部メニューは4店共通での提供も予定している。

 店舗は全体で約150坪、焼き台を設置したかき小屋と浜焼きスペースには100席を用意する。メニューは、「広田湾産牡蠣フライ弁当」(1,280円)、「三陸朝獲れスルメイカの姿造り定食」(500円)、「霜降り炙(あぶ)りトロサーモンと宮古産イクラの親子ちょうちん弁当」(1,180円)をランチタイムに提供。カキは1個420円から(産地によって価格変動)で、網焼きと蒸し焼きにできる「ガンガン焼き」が選べる。

 藤田さんは「かき小屋をやってきて内陸でカキが食べられるところがあればいいねと言われていたので、沿岸の新鮮な海鮮を提供できる場所ができてうれしい。ぜひ食べに来てほしい」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時~22時。

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