東京・六本木のレストランで「岩手ウィーク」-県産食材でフルコースも

トークイベントで料理を紹介する「ポルコロッソ」オーナーシェフの山崎純さん

トークイベントで料理を紹介する「ポルコロッソ」オーナーシェフの山崎純さん

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 東京・六本木の農業実験レストラン「六本木農園」(東京都港区、TEL 03-3405-0684)で2月15日から、「岩手ウィーク」が開催されている。

コースで出される「岩手県産短角牛のカルパッチョ特製味噌だれのせ」

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 期間中、短角牛や寒締めホウレンソウ、雑穀、三陸のカキなど岩手県産の食材を使った「心とからだを癒やす」メニューを提供している。県産食材をPRする目的で、岩手県と同店が連携した。

 20日には「Special! 岩手ディナーDay!」としたイベントを開催。マスコミや飲食店関係者、一般参加者70人ほどが、コース料理を食べながら岩手の生産者らによるトークに耳を傾けた。

 同日、岩手からトークイベントに駆け付けたのは盛岡で農業を営む「葉菜家」の佐々木浩之さん、紫波町でトマトを生産する農業法人「銀河農園」の橋本正太郎さん、大船渡市でイタリア料理店「ポルコロッソ」のシェフ・山崎純さんの3人。ジャガイモやイチゴを提供した佐々木さんは「岩手のことを知らない人たちにも、岩手のおいしいものが伝わったはず」と意気込みをみせる。

 同店・店長の堀田幸作さんは「岩手の生産者は循環型の生産設備を備えるなど研究熱心で驚いた」と話す。

 提供されたメニューは、野菜の塩釜焼きや雪下ホウレンソウとカボチャのスープ、マツモとカキのフライ、シイタケの手作りベーコン詰め、南蛮みそダレの短角牛カルパッチョ、南部せんべいの雪見鍋、ワカメとタラ、カツオの「サザエさん風」炊き込みご飯など。

 期間中、「岩手県をまるかじりコース」(5,800円)、「岩手県をつまみぐいコース」(3,800円)の2つのコースと、アラカルトとしてマツモとカキのコロッケ(5個、1,200円)を提供している。

 営業時間、平日=18 時~24時、土曜=17時~21時。日曜定休。岩手ウィークは3月2日まで。

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