滝沢村、スノートレッキング向けサービスを開始-冬の着地型観光も視野に

鞍掛山とその周辺を歩いて楽しむスノートレッキング。写真はコースの拠点となる「たきざわ自然情報センター」

鞍掛山とその周辺を歩いて楽しむスノートレッキング。写真はコースの拠点となる「たきざわ自然情報センター」

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 滝沢村の相の沢キャンプ場にある「たきざわ自然情報センター」(滝沢村鵜飼字安達、TEL 019-691-6555)は、この冬からスノートレッキング向けのサービスを始めている。

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 冬の自然を知ってもらおうと今シーズンから始めた同サービスは、クロスカントリースキーと輪かんじきのレンタルがメーン。夏には初心者向けのトレッキングコースとして知られる鞍掛山を舞台に、雪山や夏場には入れない周辺の里山を歩くコースなども紹介する。昨年までは冬期に閉鎖されていた同センターを冬の自然散策の拠点として通年オープンし、管理人も1年を通して常駐する。

 クロスカントリー用のスキーと用具一式、輪かんじきはレンタル可能で、料金はそれぞれ500円。料金も格安なことから、同村観光課では「天気の良い日は冬の自然観察と体力増進をキーワードにアピールしたい」としている。

 村は昨年11月に同センター裏にクロスカントリースキー用のコースを整備。今後もコースの充実を図るなどして、地元客以外にも着地型観光向けに小岩井農場から流れる冬の個人客を相手に需要を伸ばしたい考え。

 観光課担当者は「鞍掛山は天候が良ければ一般にも通年で登れる山。1年を通して管理人がいるので安心して冬の自然を楽しんでほしい」と話している。

 同センターの冬期営業時間は9時~15時。クロスカントリースキーと輪かんじきのレンタルは3月31日まで。

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