水産物などの卸売りを行う「盛岡水産」から、盛岡市の「子ども食堂支援事業」に対する寄付受領式およびお礼状贈呈式が7月13日、盛岡市役所で行われた。
同事業は、食事の提供や子どもの見守り、地域コミュニティーなどの役割を担う、市内の子ども食堂に、人件費や食材、消耗品の購入費などを市が補助するとともに、個人や企業から寄付を受けた食材を子ども食堂の実施団体に配布している。盛岡水産では、社内から子ども食堂への寄付について提案があり、実施団体の要望を聞き取り、同社が扱う商品の中から、日持ちがして子どもたちが好きなものとして、フィッシュソーセージとツナ缶を選んだ。
今回は、市が調査を行い、食材の受け入れ希望があった22団体に配布した。子ども食堂で提供する食事の材料として活用される。各団体からは「日持ちがする食材は献立が立てやすく、調理の幅も広がって助かる」「子どもたちが好きなものなので、うれしい」と言った声が寄せられているという。
盛岡水産社長の白澤徹さんは「地域貢献として子ども食堂に対して何か支援できないかという思い。各団体の皆さんからの声はうれしく、こちらもありがたい気持ちになる。今後も折を見て協力したい。子どもたちや市民の皆さんの力になることがあれば、少しでもやっていきたい」と話す。
内舘茂市長は「夏休みになると給食が止まり、助けが必要な子どもたちや家庭が出てくる。今回の寄付は本当にありがたい。子ども食堂や寄付の取り組みを広く知ってもらい、街全体で互いに支え合う盛岡にしていきたい」と感謝を伝えた。