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盛岡の歌碑や銅像とゆかりの人物を紹介する展示 実物を探して散策楽しんで

盛岡城跡公園にある石川啄木の歌碑について取り上げる一角

盛岡城跡公園にある石川啄木の歌碑について取り上げる一角

 盛岡市内にある文学碑や銅像とそれらにゆかりがある人物を紹介する企画展「盛岡のモノとヒト」が現在、盛岡てがみ館(盛岡市中ノ橋1)で開かれている。

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 同館の周辺を含め、市内には盛岡にゆかりがある人物の歌碑や句碑、銅像などが多くあることから企画した。石川啄木の歌碑をはじめ、複数の文学碑がある岩手公園(盛岡城跡公園)が今年で開園120周年を迎えることもあり、実際に公園や街を歩きながら銅像や文学碑を見てもらいたいという思いも込めたという。

 担当学芸員の山崎円さんは「文学碑や銅像が身近にあり、暮らしの風景の一部になっていると、何の作品の碑なのか、誰の銅像なのか、知らずに通り過ぎてしまっているものもあると思う。展示を通じて知ってもらい、実物をじっくり見に行ってもらえたらうれしい」と話す。

 今回は岩手公園を中心に、同館から行きやすい場所にある文学碑や銅像、歴史的建造物をピックアップ。それらに関する人物の手紙や絵葉書、写真などを展示する。岩手公園内にある文学碑は、宮沢賢治の詩碑、新渡戸稲造の記念碑、啄木の歌碑などを紹介している。

 啄木の歌碑は、啄木の生誕70年を記念して1955(昭和30)年10月5日に公園内の二ノ丸に建てられた。「不来方のお城の草に寝ころびて 空に吸はれし 十五の心」の短歌が刻まれ、字は啄木の友人でもある金田一京助のもの。関連資料としては金田一の手紙や原稿が並ぶ。「原稿の字と歌碑の金田一の字を見比べてもらいたい」と山崎さん。歌碑の除幕式の案内状には金田一が出席することも書かれている。展示で紹介した文学碑などの場所を示した盛岡市の古地図展示している。

 同館周辺の歴史的建造物としては、現在も中に入って見学できる盛岡銀行本店(現・岩手銀行赤レンガ館)、盛岡高等農林学校本館(現・岩手大学農学部農業教育資料館)、岩手県公会堂の3カ所を紹介。それぞれの写真や絵を使った絵はがきを展示する。

 山崎さんは「展示期間は夏から秋まで街歩きにぴったりの季節。実際に足を運んで、そこにあるものが誰のもので、その人がどんな人物だったのか人柄とエピソードを知ってもらいたい」と話す。

 開館時間は9時~18時(入館は17時30分まで)。入館料は一般=300円、高校生=200円、小・中学生=100円。盛岡市内の小・中学生は無料。第2火曜休館。10月5日まで。

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