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岩手の初夏の風物詩「チャグチャグ馬コ」 雨雲はねのけ、鈴の音色響く

「チャグチャグ」と鈴の音を響かせて中ノ橋通を更新するチャグチャグ馬コ

「チャグチャグ」と鈴の音を響かせて中ノ橋通を更新するチャグチャグ馬コ

 滝沢市から盛岡市まで馬が行進する伝統行事「チャグチャグ馬コ(うまっこ)」が6月13日に開催された。

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 農耕馬の日頃の働きへの感謝とねぎらいの気持ちを込め、愛馬の無病息災と五穀豊穣(ほうじょう)を祈って、毎年6月第2土曜に行われる同行事。色鮮やかな装束を身に着けた「馬コ」が、滝沢市の鬼越蒼前(おにこしそうぜん)神社から盛岡市の盛岡八幡宮までの約14キロを行進する。装束にはいくつもの鈴が付けられ、鈴の音が「チャグチャグ」と聞こえることが名称の由来とされ、初夏の訪れを告げる風物詩としても知られている。

 今年は65頭の装束馬が参加し、9時30分過ぎに鬼越蒼前神社を出発。同市役所前を通り、11時ごろに盛岡市内に入った。一行は青山や材木町で休憩を取りながら市内を進み、街中に鈴の音を響かせて盛岡八幡宮へと向かった。沿道には多くの人が集まり馬コの行進を温かく見守った。

 チャグチャグ馬コの開催日は「晴れの特異日」として知られている。今年は盛岡市内で昼過ぎごろから雷雨の予報となっていたため天候が心配された。雲が広がり、雨粒が落ちる時間がわずかにあったものの、予報と反して青空が見え、日差しが差す中での行進となった。

 県外から観光で訪れた女性は「昨年SNSでチャグチャグ馬コの写真を見て、かわいい、見てみたいと思って訪れた。衣装を身に着けた馬たちが本当に愛らしく、乗っている子どもたちや馬を引いている皆さんの笑顔も素晴らしい。想像していたより間近で見ることができ、鈴の音やひづめの音もしっかり聞こえてうれしい」と笑顔を見せた。

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