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盛岡で「ビクトリア市コレクション展」 姉妹都市提携35周年を記念して

ビクトリア市から贈られた品々が並ぶ展示スペース

ビクトリア市から贈られた品々が並ぶ展示スペース

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 盛岡市とカナダ・ビクトリア市の姉妹都市提携35周年を記念した「ビクトリア市コレクション展2020」が現在、盛岡市民文化ホール(盛岡市盛岡駅西通2)展示ホールで開催されている。

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 盛岡市は1985(昭和60)年にビクトリア市と姉妹都市提携を締結。今年で35周年を迎え、互いの市を訪問するなどさまざまな事業を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、延期や中止となっている。このような状況下でも友好の絆を絶やさず、交流を続けていこうという思いを込め、同展の開催を決めた。

 「ビクトリア市コレクション展」の開催は今回で2回目。前回は30周年に合わせ、盛岡とビクトリアの交流について紹介するパネルやビクトリア市から贈られた絵画などを展示した。今回は少し規模を拡大し、これまでの交流の中でビクトリア市から寄贈された27点の品を展示。トーテムポールの置物やガラス皿といった民芸品のほか、姉妹都市提携時に当時の盛岡市長・ビクトリア市長がサインした「盟約書」が並ぶ。このほか、これまでの姉妹都市交流や東京2020オリンピック・パラリンピックのホストタウンとしてのつながりなどをパネルで紹介する。

 展示品の中には、市長応接室に飾られているものなど、普段はなかなか市民の目には触れないものが多い。市の担当者は「これまでも節目に合わせて現地へ訪問し、記念品を贈り合うなど交流を深めてきた。残念ながら今年の訪問は難しい状況。このような中でも、ビクトリア市への友好の思いを届けたい。なかなか見ることのできない寄贈品もあるので、この機会に姉妹都市交流の歴史を皆さんに知ってもらえれば」と呼び掛ける。

 「盛岡市コレクション展2020」との同時開催。開館時間は10時~17時(最終入場は16時30分)。入場無料。9月22日まで。

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