ベルリンの美術館所蔵「日本美術の名品」を公開-国宝・重文級がズラリ

会場の様子。海外からやってきた国宝級の展示に見入る来館者ら

会場の様子。海外からやってきた国宝級の展示に見入る来館者ら

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  岩手県立美術館(盛岡市本宮字松幅、TEL 019-658-1711)は現在、ドイツのベルリン市に所蔵されている日本美術の名品を集めた「美がむすぶ絆 ベルリン国立アジア美術館所蔵日本美術名品展」を開催している。主催は同館、岩手日報社、IBC岩手放送。

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 同展は、100年にわたりアジアの美術品を収蔵してきた「ベルリン国立アジア美術館」のコレクションから日本美術の名品を計72点公開するもの。展示は「平安時代から室町時代の仏画や水墨画」「桃山時代から江戸期の近代絵画」「江戸の浮世絵の名品」「明治以降の近代絵画」の4章立てで、国内にあれば国宝級・重要文化財級のものが多く含まれるという。

 展示は前半と後半で約半分を入れ替えるほか、蒔絵は公開する部分を変えるなど、バリエーションのある見せ方も見どころ。中には作家のアイデア帳にあたる「縮図画帖」や江戸日本橋のストリートマップとも言える「熈代勝覧」など、興味深い作品も並ぶ。

 同館学芸員の吉田尊子さんは「展示には最近注目される伊藤若沖や鈴木春信から、江戸の個性派と言われる曾我簫白、さらに狩野探幽、尾形光琳、葛飾北斎、写楽など、誰もが知る著名な作家の作品まで展示している。ここまで日本美術の一級品が岩手に来るのは初めてでは」と話す。

 6月29日には同展を監修する学習院大学教授の小林忠さんによる講演会「文化使節としての在外日本美術」も開催。

 開館時間は10時~19時。観覧料は、一般=1,000円、高校生・学生=600円、小・中学生=400円。7月21日まで(展示の前半は6月22日まで)。同展はその後、山口、愛媛を巡回する。

近代の「美人画」83点を一堂に-岩手県立美術館にて(盛岡経済新聞)鍾乳洞を現代アートで表現-写真・映像・音で空間インスタレーション(盛岡経済新聞)日本画「山種美術館」、広尾に移転へ-新美術館の構想発表(シブヤ経済新聞)気鋭の日本画家、東麻布で初個展-金・銀箔を用いたオリジナル技法(六本木経済新聞)岩手県立美術館

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