岩手大生が写真展-旅先の出会いを独自のセンスでとらえる

写真はホームステイ先の子どもリサと近所の子ども。ネパールにて撮影。©kensaku MATSUDA

写真はホームステイ先の子どもリサと近所の子ども。ネパールにて撮影。©kensaku MATSUDA

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 岩手大学図書館ギャラリー(盛岡市上田3)で12月11日より、「松田健作写真展 そこに生きる人々」が行われている。松田さんは同大学人文社会科学部の3年生。

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 同展では、今年4月~9月に松田さんがインド、ネパール、タイ、ラオス、そして南米のペルーを旅しながら撮影した作品20点余りを展示する。作品は富士フイルム・ナチュラやクラッセ、ミノルタXG-Sなど、すべてコンパクトサイズの35ミリフィルムカメラで撮影した。

 元々、国際交流に感心の高かった松田さんは、これまに7回ほどアジアや南米などの海外を訪れ、旅先で出会った人たちとコミュニケーションを取りながら撮影を重ねてきた。食堂に居合わせた人、街にたたずんでいる人、宿やホームステイ先の人など、旅先での出会った市井の人たちを独自のセンスで切り取った。写真は独学で学んだという。

 撮影する時は常にコミュニケーションを取りながら光の具合や表情の良い時を狙ってシャッターを切るという松田さん。「一所懸命働いてる中で、その人が輝いている瞬間だったり、被写体が風景と一体化している時が自分のシャッターチャンス」と話す。「海外だと、ひと声かけるだけでコミュニケーションが広がっていくので撮影がしやすい。日本だと話しかけるだけで危ながられるので、そのような撮影方法はなかなか無理」とも。

 会場にはパネル展示以外にもアルバム入りの写真や旅行日記があり、自由に閲覧できる。入場無料。12月18日まで。

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