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盛岡の野菜ソムリエ、食育テーマに「戦隊キャラ」結成-メタボ予防呼びかける

9月にクロステラス盛岡で行われたタベルンジャーショーの様子。

9月にクロステラス盛岡で行われたタベルンジャーショーの様子。

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 盛岡手づくり村(盛岡市繋)で働く野菜ソムリエらが演じる戦隊キャラクター「野菜鮮隊タベルンジャー」が、イベントショーなどで話題を集めている。

タベルンジャーの野菜ソムリエたち

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 タベルンジャーは、手づくり村の野菜直売施設「マルシェ」をプロデュースする上級シニア野菜ソムリエの小原薫さんと同施設の職員でジュニア野菜ソムリエの曲木智子さん、同・松本陽子さんで結成する「食育」をテーマにしたイベント向けキャラクター。悪役を含めた6人で野菜の普及を目的に啓蒙活動を続けている。今年5月のゴールデンウイークに行われた同施設のイベントで初登場し、盛岡市内の商業施設などで行われるイベントに出演している。

 「この世からメタボをなくせ」を合い言葉に繰り広げる戦隊ショーは、野菜ソムリエたちが扮(ふん)する赤・緑・黄色のタベルンジャー、同施設キャラクターの南部ジェラリーノとアロニャンが悪役・メタボ将軍をやっつけ更正させる内容。野菜を食べることでメタボリック症候群の予防を呼びかける。

 「歌って踊れる野菜ソムリエ」を目指しているという小原さん。これまでに寒締めホウレンソウの歌や野菜をテーマにしたCD、著書「野菜のきもち」(リエゾンパブリッシング刊)を発売したほか、NHK盛岡放送局の主婦向け番組の料理コーナーやIBCラジオで野菜の解説を担当するなど、メディアを通して積極的に野菜普及に努めてきた。

 小原さんは「楽しみながら野菜の本当の姿とおいしさを知ってほしい。戦隊ショーは、最近子どもたちに人気があることから考えついた。一緒に歌ったり、踊ったりしてくれるので、反応を直に感じられるのがいい」と話す。「子どもを対象にした食育もそうだが、小さな子どものいる所には、その親がいる。間接的に親の方々にも野菜の良さをしってもらえれば」とも。

 タベルンジャーショーは10月9日、盛岡手づくり村「秋まつり」で13時~を予定(観覧無料)。翌10日に盛岡駅西口の「アイーナ」で行われる「こころとからだの健康フェスタ」には10時30分から登場する(500円)。

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