暮らす・働く

新しい盛岡市庁舎について考える市民会議開催 1回目は現庁舎の課題テーマに

現在の盛岡市役所本庁舎。建築から60年が経過している

現在の盛岡市役所本庁舎。建築から60年が経過している

  • 2

  •  

 盛岡市役所新庁舎のあり方について考える市民会議の第1回が7月2日、盛岡市勤労福祉会館5階大ホール(盛岡市紺屋町)で行われる。

[広告]

 現在の市役所本庁舎は建築から60年が経過し老朽化が進んでいるほか、本庁舎や分庁舎に分散し非効率的であることや駐車場不足、洪水浸水想定区域内になっていることなどの課題を抱える。市では課題を解消するため、移転・建築を含めて新庁舎のあり方について検討を進めている。

 市では、庁舎の課題や希望について広く市民の意見を集めるため、新市庁舎のあり方に関する市民会議を設置。市内に在住または通勤・通学する18歳以上を対象に参加者を募り、36人が参加した。今後、11月まで全6回の日程で会議を予定し、庁舎整備についての意見交換などを行う。

 第1回は「今の市庁舎の課題を挙げてみよう」をテーマに、ワークショップ形式で参加者が話し合いを行う。参加者がグループに分かれ、ファシリテーターの進行の下、市の検討状況などについて説明を受け、今の市庁舎の課題点などを挙げる。話し合った結果はグループごとに発表し、2回目以降の会議につなげる。

 当日は傍聴も可能。傍聴希望者は会議開始予定時刻までに会場受付で氏名・住所・電話番号を記入するか、これらを記載した名刺などを提出し、事務局の指示に従って会場に入室する。傍聴に当たっては事務局の指示に従い、会議の進行を妨げないよう静かに傍聴し、意見を表明しない、許可を得ずに写真撮影・録画・録音を行わないなどのルールを守る。

 開催時間は13時30分~16時30分。傍聴受け付けは13時から会場で行う。定員は先着20人。傍聴に関する要領は市のホームページに掲載する。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース