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盛岡・赤レンガ館で「クリスマスマーケット」今年も 贈り物選ぶ楽しさ広めて

昨年のクリスマスマーケットの様子

昨年のクリスマスマーケットの様子

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 「クリスマスマーケットin赤レンガ」が12月10日・11日、岩手銀行赤レンガ館(盛岡市中ノ橋通1)で行われる。

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 主催の「manorda(マノルダ)いわて」は、会場となる岩手銀行赤レンガ館の暖房設備が弱く冬場のイベントが少ないことに着目。同施設で岩手県内・盛岡市内の伝統工芸品を展示販売するイベントが行われていることもあり、屋外で行われることが多い「クリスマスマーケット」であれば寒さも生かせるというアイデアから企画を立ち上げた。

 昨年初開催し、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、入場制限をしながらではあったが2日間で1000人以上が来場。平日休みの人や仕事帰りの人が立ち寄れるよう、開催日を金曜と土曜に設定し、開催時間も長くしたことも好評を得た。

 反響を受けて今年も開催日時を金曜・土曜の昼から夕方に設定。昨年はmanordaいわてが商品を委託販売する形だったが、今年は作り手がブース出店する形に変更した。菓子や雑貨を中心に、クリスマスらしいリースや焼き菓子、北欧雑貨、贈り物にも適したアクセサリーやジュエリー、マフラーといった手作り品が並ぶ。館内で飲食をすることはできないが、テークアウトのコーヒーやチャイの販売も行う。

 出店は2日間合わせて22ブース。ブースによって営業日時が異なるため、イベントのリーフレットに記載する。manordaいわての本間麻衣さんは「昨年とは違う出店者になっている。実店舗を持たない出店者もいるので、目当てのものがある人は情報をチェックしてもらいたい」と話す。

 クリスマスマーケットは来年以降も継続する考えがある一方、地域のイベントとして根付いてほしいという思いもある。同社の菊地文彦さんは「これまでなかったイベントを今はわれわれが運営しているが、これからは地域の皆さんや関連する皆さんが進めてほしいという思いもある。赤レンガ館の冬のイベントと言えばこれ、という形になっていけば」と話す。

 今年もコロナ禍の中で盛岡市内ではイベントが少ない状況が続いた。本間さんは「今は少しずつ街に活気が戻りつつあるが、寒さが厳しくなって催し物が減ってくる時期でもある。この機会に、今年1年を乗り越えた自分を含めて、大切な人への贈り物選びを楽しんで」と呼び掛ける。

 開催時間は両日共に11時~18時。入場無料。リーフレットは岩手銀行赤レンガ館のホームページでも確認できる。来場時は防寒対策やエコバックの持参と共に、マスクの着用・検温・手指の消毒・連絡先の記入など感染症対策への協力も呼び掛ける。

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