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盛岡市動物公園でカピバラとラマの赤ちゃん誕生 愛称募集も

11月2日に生まれたカピバラの赤ちゃん。母親のサクラと一緒にもりもりご飯を食べる

11月2日に生まれたカピバラの赤ちゃん。母親のサクラと一緒にもりもりご飯を食べる

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 盛岡市動物公園(盛岡市新庄)で、11月2日にカピバラの赤ちゃんが、11月11日にラマの赤ちゃんが誕生した。

母親のムーチョに寄り添うラマの赤ちゃん。元気で好奇心旺盛な男の子

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 カピバラの赤ちゃんは、今年3月に生まれたツバキに続いて同園では2匹目の誕生。誕生時の体重は2.2キロで、現在は3.1キロほど。生まれた時から元気いっぱいで、よく鳴いている「おしゃべり」な一面もあるといい、姉のツバキとの違いもあるという。現在は母親のサクラと一緒に過ごし、リンゴやササの葉を食べて順調に成長している。

 カピバラの飼育担当者は「生まれてすぐ走り回ったり、声を聞かせてくれたり、おてんばな印象の子。寒くなってきたので、お母さんにくっついて小屋の中にいることも多いが、飼育場の前で赤ちゃんが出てくるのを一日中待っているファンや、大きくなったお姉ちゃんのツバキと見比べて、『ツバキもこれくらいの大きさだったよね』と懐かしむ人もいる」と話す。

 ラマの赤ちゃんは、同園生まれの母親・ムーチョと、2016(平成28)年に東北サファリパークから来園した父親・アオイの間に誕生。11月18日から公開をスタートした。現在の体重は10キロほどで、生まれた時から3キロほど増えたという。性別は雄で、アオイや姉のミーチョに似た白と茶色の経路が特徴。飼育場を元気に走り回り、ムーチョの元を離れて1匹で探検していることもあり、好奇心旺盛な様子がある。

 ラマの飼育担当者は「ムーチョは高齢での出産だったので、母子ともに健康でいてくれて安心したし、うれしさが大きい。同じ飼育場に暮らすウシとの関係も良好でホッとしている。たくさんの人に見守ってもらいたい」と話す。

 カピバラの赤ちゃんは11月24日まで、ラマの赤ちゃんは12月1日の9時30分~11時30分の間で愛称を募集。カピバラの赤ちゃんの愛称は11月28日に、ラマの赤ちゃんの愛称は当日12時30分に発表し、名付け親にはそれぞれ記念品を贈る。

 同園は12月2日から冬期休園に入る。年内の最終開園日となる12月1日は入園無料となり、クリスマスにちなんだイベントなども予定している。

 広報担当者は「冬期休園期間に入ってしまうと、赤ちゃんに次会えるのは来年。その頃にはもう赤ちゃんとは呼べないくらい大きくなっていると思う。カピバラとラマがいる『こどもどうぶつえん』以外のエリアでも赤ちゃんが誕生しているので、この機会に会いに来て」と呼び掛ける。

 開園時間は9時30分~16時30分。入園料は500円、中学生以下と65歳以上の盛岡市民は無料。水曜休園。

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