オリジナル米「岩手107号」の新名称募集 岩手の本気が生んだ新しいお米

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 岩手県が現在、2016年秋にデビュー予定の県オリジナル水稲品種「岩手107号」の新名称を募集している。

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 昨年開発された米品種「岩手107号」は、主食用米品種では「どんぴしゃり」以来10年ぶりの開発品種となる。県内で多く作られている「ひとめぼれ」や「あきたこまち」に比べ、白くつややかな炊き上がりが特徴。表面は固めで中は柔らかく、心地よい食感とあっさりとした粘りがあり、かむほどに甘みを感じるおいしいお米に仕上がっているという。全国食味ランキング最高位の「特A」評価も期待できるという。

 現在の「岩手107号」という名称は、県農業研究センター内での系統番号であるため、来年秋から販売するために商品名を決定しなければならない。岩手が生んだおいしいお米を全国に発信すると共に、生産者や消費者から広く愛され、親しまれる岩手らしい名前を付けようと今回の公募に至った。

 県産米戦略室の星野圭樹さんは「岩手107号は、生産者も消費者も心待ちにしている強力な品種。現在、全国的に新しい品種のお米が出てきているが、その中で皆さんに良い米だと思ってもらえるような名前をつけてもらいたい。ぜひ応募してほしい」と呼び掛ける。

 新名称は、はがきかホームページで申し込む。選考委員会による一次選考、二次選考後、知事が名称を決定する。締め切りは7月31日。

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