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盛岡文士劇の20年振り返る新書発刊 紙上公演も

350ページのボリューム「演劇のまち盛岡-復活文士劇二十年の歩み-」

350ページのボリューム「演劇のまち盛岡-復活文士劇二十年の歩み-」

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 盛岡市在住の脚本家・道又力(つとむ)さんが、盛岡文士劇の20年の歩みを振り返る新書「演劇のまち盛岡 復活文士劇二十年の歩み」を発刊した。

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 盛岡文士劇は、地元のアナウンサー、作家、名士らが出演するアマチュア演劇。毎年冬に上演され、チケットが即完売するほどの人気だ。東京から始まった「文士劇」は、現在定期的に行われているのは盛岡のみ。最初の盛岡文士劇は、1949(昭和24)年から1962(昭和37)年まで13回上演された。その後、1990年に「復活盛岡文士劇」の第1回が行われ、現在まで20年続いている。

 同書は、復活してから20年の記念として発刊。100点以上の写真を盛り込み、エッセーや座談会、目白大学短期大学部准教授小長谷悠紀さんによる「復活盛岡文士劇研究」、写真と台本で構成する「文士劇紙上公演」なども掲載。

 道又さんは「(復活前の)旧文士劇のデータもあり、全編通して盛岡の文化の奥深さが分かる本になった。文士劇ファンの皆さんに満足してもらえるのでは」と話す。

 価格は1,200円。問い合わせは盛岡出版コミュニティ(TEL 019-651-3033)。

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