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盛岡在住車椅子マウスペインターが「World Run」参加へ-チームメイト募集

マウスペイントをする松嶺さん(C)Yusuke Kashiwazaki for Wings for Life World Run

マウスペイントをする松嶺さん(C)Yusuke Kashiwazaki for Wings for Life World Run

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 盛岡市在住のアーティスト松嶺(まつみね)貴幸さんが5月3日に滋賀県高島市で行われるランニングイベント「Wings for Life World Run」に参加を表明した。現在、チームメイトを募集している。

 同イベントは、脊髄損傷などで走れない人のために走ることで支援する目的で開催。脊髄損傷治療法発見のために活動するNPO「Wings for Life」が主催し、Red Bull運営支援の下、2014年に32カ国で初開催された。今回は33カ国が参加し、日本では初開催となる。

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 世界で同時にスタートし、後ろから追い掛けてくる追跡車「キャッチャーカー」に追い越された時点でゴールとなる。日本のスタート時刻は5月3日20時。同イベント参加費の全額と同額が脊髄損傷の治療研究の支援のために寄付される。

 松嶺さんは雫石町出身で、16歳の時にフリースタイルスキーの練習中の転倒事故で首から下は動かない四肢麻痺(まひ)を患う。2010年、アメリカ留学時に出会ったジョニー・アレクソンさんの影響を受けて、マウスペインティングを始めた。フリースタイルスキーをしていたころのように、常にチャレンジし続ける心を持った「エクストリームペインター TAKA」として活動する。

 今年1月にレッドブルジャパンでマウスライブペイントを披露したのをきっかけに、同イベントへの参加を決めた。同イベントを支援するRed Bullの公式サイトには、松嶺さんのこれまでを綴(つづ)ったドキュメントムービーが公開されている。

 「車椅子でも参加可能というのを知って、家に居て見ているだけじゃなく自分も参加して脊髄損傷治療を応援したいという気持ちもあって、岩手から仲間を引き連れて参加しようと思った」と松嶺さん。

 松嶺さんのチーム「TEAM TAKA」には、岩手県のほか沖縄県などから現在7人がエントリーしている。リレー方式で松嶺さんの車椅子を押しながらのチャレンジ。「世界的イベントに地方から参加する楽しさもあるし、チームで走ることが初めてのことなので、集まった人たちで引き続きつながっていけたらうれしい。同じ障がいを持つ人には、とにかくチャレンジ精神を忘れずに、今できることをやってほしい」とも。

 エントリーの1次締め切りは3月15日。公式サイトで受け付ける。「TEAM TAKA」参加への問い合わせは、TAKAホームページから。

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