雫石の小学生が方言から学んだ「昔語り」-昭和レトロな建物で発表会

大勢の大人たちが見守る中、昔語りを発表する子どもたち。

大勢の大人たちが見守る中、昔語りを発表する子どもたち。

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 「雫石のわらしゃんど昔語り教室」の子どもたちによる昔話の発表会が2月20日、雫石町の昭和レトロな建物「しずくいし昔語り館」で行われた。

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 35人ほどが集まった発表会では、2年間かけて方言から学んだという「雫石・昔っこ語り隊」の小学生らが、こたつで暖をとりながら、同地域に伝わる昔語り(昔話)を地元の方言を使って聞かせた。発表した昔話は「カワウソとキツネ」「たぬきの恩返し」の2話。茅橋ももかさん(上長山小3年)、小林はるかさん、谷藤はるきさん、森澤ゆらさん、横手きよねさん(以上、雫石小4年))の5人が30分ほど、短いパートをつぎつぎと回して話をつなぐリレー形式で昔語りを話し終えた。

 同会を主催する石井浩一さんは「今はおじいさん、おばあさんしか使わなくなってしまった地域の方言で昔語りをしてもらった。テレビで言葉を学ぶようになった今の子どもたちにとっては、難しい方言を学ぶことから始めたが、いがった(良かった)」と話す。

 雫石の昔語りは作者も年代も不明だが、全国的に広がっている昔話を舞台を地域に置き換えるなどして、作られたと言われている。テキストがあるわけでもなく、口伝(くでん=口頭で伝えること)で伝えられてきた。

 次回、昔語りの発表会は2月27日13時30分より、同町コテージ村管理センター(雫石町)で開く。問い合わせはしずくいし・いきいき暮らしネットワーク(TEL 019-691-1800)まで。

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