みちのくプロレス、地域活性化で無料興行-6回連続「満員御礼」に

「プレマッチ」としてリング上では、盛岡じゃじゃ麺カップ早食い競争が行われた。

「プレマッチ」としてリング上では、盛岡じゃじゃ麺カップ早食い競争が行われた。

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 みちのくプロレス(滝沢村)が行う無料興行「OOGAMANIA(おおがまにあ)」が12月6日、滝沢村の大釜幼稚園体育館で行われ、満員御礼となる400人が詰めかけた。

満員札止め400人の観客が詰めかけた大釜幼稚園体育館(関連写真)

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 「大釜活性化無料イベント」と題した同興行は今回で11回目。同村大釜地区に活動拠点となる道場を持つ同プロレスが、「地域に恩返ししたい」ことから2007年8月にスタートした。当初は1,000円の有料興行だったが、3回目から無料にしたところ一気に観客が増え、今年6月に行われた6回目からは「満員御礼」が続いている。

 「ここに拠点を持つみちのくプロレスにとって、いろいろな意味でこの地域にはお世話になってきた。逆に我々ができることは、プロレスで地域を活性化すること」と話すのは、レスラーでプロデューサーの野橋真実さん。リングを囲む広告幕のスポンサー数は30以上あり、地域に支持されるイベントは興行的にも成り立つことから、「これからも続けていける」と自信を見せる。「新人レスラーの場数を踏む場としてもいいステージになる」とも。

 「このイベントはプロレスが主役でなくてもいい」と野橋さん。この日は、プレマッチとしてリング上では「盛岡じゃじゃ麺カップ早食い競争」を行うなど、プロレスを知らない客にも楽しめる内容を盛り込んだ。

 メーンイベントは、同プロレス初開催となるタッグマッチ61分3本勝負。結果は、挙王・日向寺塁組が2対1で気仙沼二郎・野橋真実組を下した。

 次回は来年2月の開催を予定している。

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