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盛岡のクリエーティブ事務所が若手社員向け講座 地域全体の課題解決目指し

7月6日に行われた開講式・第1回講座の様子

7月6日に行われた開講式・第1回講座の様子

 クリエーティブ事務所「homesickdesign(ホームシックデザイン)」(盛岡市菜園1)による、地方中小企業で働く若手社員を対象とした連続講座「Business & Creative Leadership BASE IGNITE Course」が7月6日に開講した。

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 同社の新入社員向け研修の内容をベースにした同講座。社外から「一緒に新入社員研修ができないか」と声をかけられたことをきっかけに、同社が蓄積してきた課題解決方法や経営メソッドを地域に還元しようという思いで企画したという。人材が定着しない、育たないなど地方中小企業が抱える課題を共に解決することで、地域全体の長期的な価値の創出などを目指す。

 ホームシックデザイン代表の清水真介さんは「岩手の中小企業として、岩手での働き方のノウハウを現場で培ってきた。私たちが試行錯誤をして得てきた知識や力を使って、地域の企業や参加者がみんなで成長していきたい」と話す。

 講座は、入社1~3年目で岩手県在住の若手社員が対象の「IGNITE Course」と、創業3年以上で従業員が3人以上いる企業の経営層が対象の「SHIFT Course」の2コースを用意。清水さんと、副代表の玉木春香さんが講師を務める。6日には「IGNITE Course」の開講式と第1回講座が行われた。本年度は、同社と県内の2社から8人が参加。10月まで全12回の講座を受ける。

 「IGNITE Course」では、仕事の進め方や信頼の築き方、思考力を体系的に身に付け、チームに貢献できるビジネスパーソンを育てる。第1回は「自走できるビジネスパーソンの基礎マインドセット」と題し、「2年後自分がどんなビジネスパーソンになっているか」といった目標を共有し、自分の良さと課題を確認。良さを伸ばし課題を減らすためのポイントなどを学んだ。

 課題として「完璧を目指しすぎる、準備しすぎる」を挙げた受講者に対して、清水さんは自身が若い頃の失敗を伝え、「私が完璧を目指しすぎて、打ち切りになったプロジェクトがいくつかある」と苦笑い。「相手が求める100%と自分が目指す100%のすり合わせ、30%や50%の時点で共有するのが大切だ」と話した。

 20代の玉木さんは受講者と年が近い。「皆さんが抱える課題感がよく分かるし、自分の中に似たような経験の記憶がある。年齢が近い皆さんにとって等身大の講師でありたいし、若手でも講師になれるというロールモデルになれれば」と話す。

 受講者の小倉稔さんは盛岡市内の企業に4月に入社。「上司の勧めで受講した。自分が仕事をしていく上で絶対に必要なことや意識し続けなければならないことを再認識でき、長期的な視点を持って理解できたと感じている。今後の講座を通じてさらに成長したい」と意欲を見せる。

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