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浅草発「浪曲を楽しむ会」、盛岡で開催へ-現代版浪曲も披露

2013年12月、国立演芸場にて口演する玉川太福さん

2013年12月、国立演芸場にて口演する玉川太福さん

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 浪曲師の玉川太福(だいふく)さんと曲師の玉川みね子さんが9月14日、「浪曲を楽しむ会」を盛岡劇場タウンホール(盛岡市松尾町、TEL 019-622-2258)で開催する。

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 浪曲は明治から昭和初期までに流行した三味線に話を乗せて披露する演芸。浅草で活動する玉川一門に在籍する太福さんの後援会の縁で、昨年から盛岡で同イベントを開催。今回で2回目を数える。

 太福さんは、「浪曲は義理人情を語るイメージが強いと思うが、悲しい話だけではなく笑える楽しい古典があることも知ってもらいたい」と話す。現代版の浪曲作りにも取り組み、古典だけではなく現代版浪曲にも力を入れている。

 演目は、能登から相撲取りになるために江戸へ出てきた若き日の阿武松(おうのまつ)緑之助を描いた「阿武松」、江戸の神田を舞台に祭礼の用心棒を引き受けた剣豪を話題にした玉川一門を代表する演目「天保水滸伝 鹿島の棒祭り」のほか、現代版浪曲1席を披露する。

 「生で演芸を体験できる機会はなかなかないと思う。きっと初めてでも楽しめると思うので、興味のある人に来てもらえれば」と呼び掛ける。

 開場14時、開演14時30分。料金は1,500円。問い合わせは、玉川太福後援会(TEL 090-6159-3284)。

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