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市民が盛岡の未来を考える「NEXPO MORIOKA 2013」-盛岡JCが主催

市民力向上セミナーで条例案を寸劇で提案

市民力向上セミナーで条例案を寸劇で提案

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 盛岡青年会議所は9月15日、市民が盛岡の魅力を再発見しながら盛岡の未来を考えようとプラザおでって(盛岡市中ノ橋通1)で「NEXPO MORIOKA 2013」を開催した。

肴町アーケードで実施した「チャリティーバザー」

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 同イベントは、「You are Your City」をテーマに、街の一部である市民に街の未来を考えてもらおうと5つの事業を実施。未来の担い手事業「はじめてのお仕事」講座では、7月15日にななっくで行われた職場体験の感想を子どもたちが発表。親子で働くことについて考え、子どもたちは親への感謝の気持ちを伝えた。市民力向上セミナー「Make Morioka~まちの未来は自分たちで創る~」では、28人の市民が4つのグループに分かれてテーマごとに3回の講座を通して条例案を作成、盛岡市へプレゼンを行った。さんさ踊り期間中に企業の定時退社を推奨し、さんさ踊りへの参加を推進する「盛岡さんさに参加しよう条例」や子どもの教育環境づくりとして家族や地域の「ふれあい」を促進する「ワクワクラブラブ条例」など4つの条例を寸劇や歌で分かりやすく提言。このほか、次代の担い手職業観育成セミナー「『プロから学ぶ仕事の楽しさとは?』~仕事へのプロ意識を学ぼう~」では、高校生や大学生らがビッグブルズの桶谷大ヘッドコーチや四季亭おかみの林晶子さんとパネルディスカッションで働くことへの意義を学んだ。盛岡に住む外国人に盛岡の魅力について意見してもらう「もりおかに住む外国人と共にまちを考える」講座も実施した。

 肴町アーケードでは、国連と国際青年会議所が協働事業として実施している「マラリア蔓(まん)延防止・撲滅運動NBNキャンペーン」の一環として、アフリカの子どもたちへ蚊帳を贈るためのチャリティーバザーも開催された。

 同団体の吉田光晴さんは「盛岡に住む私たち一人一人が盛岡の街の一部であることを認識して主体性を持って街のことを考えるようにする。盛岡の街が元気になるきっかけの一助になれば」と話す。

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