盛岡で鎮魂を願う「祈りの灯火」-各所で灯籠制作ワークショップも

灯籠ワークショップに参加する家族

灯籠ワークショップに参加する家族

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 東日本大震災から2年を迎える3月11日の前日、10日に、盛岡城跡公園(盛岡市内丸)と中ノ橋下流側河川敷で「祈りの灯火(ともしび)2013」が開催される。

ワークショップは子どもから大人まで「牛乳パック灯籠」は自由に参加できる

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 同イベントは、震災で亡くなった人々への追悼と復興への誓いを込め、約1万個の灯籠に火をともすもの。運営する祈りの灯火実行委員会では現在、各所で灯籠(とうろう)を作製するワークショップを行っており、「まわり灯籠」と「牛乳パック灯篭」を作成する。ワークショップは一般でも自由に参加できるが、「まわり灯籠」のみ、事前に申し込みが必要。

 同委員会事務局は「イオンやクロステラスなど、人の集まるところで行っているので、小さいお子さんからお年寄りまで参加してくれている。ぜひ参加して、一つでも作っていただければ」と話す。

 今後の予定は、2月16日・17日にイオンモール盛岡のイオンホールでその後、2月中は西部公民館(盛岡市南青山町)、ふれあいランド岩手(盛岡市三本柳)、カワトク(盛岡市菜園)などで行われる。会場は増える場合もあり、2月の追加や3月の開催は祈りの灯火ホームページで確認できる。

 完成した灯籠は3月10日のイベントで使用し、引き取り希望の場合はイベント当日会場で受け取ることができる。

 イベント当日は16時からキャンドルを並べ、17時から19時まで灯籠に火がともされる予定だ。

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