盛岡女子高等学校（盛岡市高松1、TEL 019-661-3633）が来春から男女共学になり「盛岡誠桜（せいおう）高等学校」へと校名変更する。これに伴い、女子校として最後となる吹奏楽部「第9回定期演奏会」が10月6日に盛岡劇場（松尾町3、TEL019-622-2258）で開催される。

定期演奏会の本番に向けて練習する盛岡女子高校吹奏楽部

　9回目を数える今回の定期演奏会のテーマは「Wish~感謝を胸に」。男女共学化と校名が変わる来年度への「願い」と、これまでの「感謝」の気持ちを込めた。部員は現在25人で、そのうち3年生は11人。女子校最後となる同公演では、同校卒業生と一緒に演奏する曲目もあり、OGとの練習も重ねてきた。

　同部顧問の小坂恵利子さんは「女子校として最後なので卒業生にも練習に参加してもらった。しっかり基礎練習をしてハーモニーと音量も出てきた。3年生が3年間ですごく成長したので、その姿を見てほしい。」と話す。

　部長の藤村裕美さんは「男女共学になり、校名が変更になることを私たちも今年になってから知った。3年生は全部最後になってしまうが、気合を入れて演奏したい。たくさんの方に見ていただいて次の誠桜につなげたい」と意気込む。

　開場17時、開演17時30分。入場無料。