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盛岡・肴町にベーグル専門店-開店初日から連日完売に店主「びっくり」

取材時、店内の棚は既に「完売状態」に。11時に売り切れることも

取材時、店内の棚は既に「完売状態」に。11時に売り切れることも

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 盛岡に12月1日、ベーグル専門店「BEGEL HOCO(ベーグル・ホコ)」(盛岡市南大通1、TEL 090-9631-9707)がオープンし、開店初日から連日完売が続いている。

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 盛岡初のベーグル店としてオープした同店。国産の小麦ときび砂糖、塩、国産の酵母を原料に手作りで製造する。特に小麦は岩手県産の「ゆきちから」のほか北海道産の「香麦」をブレンドし、卵や乳製品、保存料は使わない。手作りのため、1日に作れるのは150個~180個が限度だという。

 店主は管理栄養士を経験して独立した加藤寿乃(ひさの)さん。短大卒業後、栄養士として働きながら、3年ほど資金をためて念願の店を持った。
 そもそも「無類のベーグル好き」という加藤さん。「毎日食べるためにお取り寄せしてたが、高くつくので、自分で作るようになった」ことからベーグル作りにのめり込み、「いつからは店を開きたいと思うようになった」と振り返る。ベーグル作りは独学で、店の経営には地元の商工会議所に指導を仰いだ。

 「盛岡でどれだけの人が『ベーグル』を知ってるのかもわからなかった」という不安の中、「開店初日から完売して、逆にびっくりした」と驚きを隠せない様子。客層は20~40代の女性が中心で、店の周辺に住むシニア層や男性サラリーマンも買い求めるという。

 ベーグルはプレーン(160円)をメーンに、ごま(160円)、エゴマ(170円)、チーズ、きなこ(以上220円)、あんこ&クリームチーズ(180円)など。「味噌雑穀(200円)は予想外に評判がいい」とも。

「今は設備上、生野菜を使ったサンドは作れないが、今後は店を改装して販売できるようにしたい」と意気込む。

 営業時間は8時30分~18時。日曜・月曜定休。今年の営業は30日まで。新年は3日から営業する。

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