雫石町が東京にサテライトオフィス開設-観光物産情報の発信拠点に

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 雫石町は5月10日、東京都にサテライトオフィスを新設する。

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 財団法人まちみらい千代田(東京都千代田区)とプラットフォームサービス(同)が共同で運営する自治体向けのオフィス貸出サービス「市町村サテライトオフィス東京」を利用したもので、同町のサテライトオフィスは「ちよだプラットフォームスクエア」(同)内に設ける。同施設には昨年9月のサービス開始から、これまでに鳥取県海士町や岡山県新庄町などが入居している。
 市町村以外にも、インキュベーション施設として民間企業やNPO法人、個人が入居できる同施設を活用することで、さまざまな事業体と交流し、同地域の産業の活性化を模索する。
 同オフィスには町の職員1名が常駐。観光や物産に関する情報の発信と町内への企業誘致に向けた首都圏企業のコーディネートなどを行う。

 同オフィスへ赴任する岩井真晴さん(経営推進課)は、「雫石に縁のある団体と地元を結びつけたい。ほかの自治体と共に地域活性化に挑む中で、お互いの成功や失敗事例を共有できれば」と話す。

 同施設では、定期的に物産展や入居者向けの勉強会が開かれる予定で、入居者同士での情報交換会も行われる。

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