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盛岡の「MOSSビル」が10周年 まちなかに根差す大きな木に

10周年を迎えた「MOSS」外観

10周年を迎えた「MOSS」外観

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 商業施設「MOSS(モス)」(盛岡市大通2)が12月9日、10周年を迎えた。

ビルの前に飾られた大きなバナー

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 同ビルは2006年に開業。施設名の「MOSS」は「Morioka Oodori Shopping & Screen」の頭文字で、複合型映画館の「フォーラム盛岡」、大型書店、雑貨店、スーパーなど15店舗が営業している。創業から10年間、中心市街地に定着する商業施設の一つとしてにぎわいを生み出してきた。

 同ビル共同事業体の伊壷陽介さんは「あっという間の10年。訪れる人からも『もう10年なの?』と驚く声が多い。周りの環境が変化を続ける中で、まちなかを楽しんでほしいという思いのまま続けて来られたのも皆さんのおかげ。心から感謝を伝えたい」と話す。

 10周年を記念し、12ページのフリーペーパーを制作。施設内の店舗と商品をジャンルごとに紹介するほか、ショップオーナーのインタビューも掲載している。10年のロゴマークは、数字の「10」を大きな木に見立て、ビルが盛岡に根付き、ともに成長する様子をイメージに仕上げた。25日までの期間中、各店1,000円以上のレシートか映画半券で応募できるプレゼントキャンペーンも実施している。

 伊壷さんは「個性的な店舗が集まり、訪れた人が自分の好きなことを選んで楽しめるのがMOSSの魅力の一つだと思う。盛岡に根を張る大きな木となって、たくさんの人が集まって楽しみ、笑顔が生まれる場所であり続けたい」と話す。

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