盛岡で中津川に架かる橋巡る見学会 点検疑似体験も

見学先の一つ「上の橋」

見学先の一つ「上の橋」

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 盛岡市中心部を流れる「中津川」に架かる橋を散策する「中津川の橋をめぐる散策見学会」が11月20日、開催される。

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 主催は岩手県内の道路管理者らで構成する「岩手県道路メンテナンス会議」。老朽化が進む道路施設の現状と対策について、広く知ってもらう機会をつくろうと一般向けに企画した。2014年には「浅岸橋」、2015年は「落合トンネル」の見学会を行い、今年で3回目となる。

 当日は「もりおか歴文化館」(盛岡市内丸)で、下の橋・中の橋・上の橋の「盛岡三橋」の歴史と橋の老朽化と対策について解説。その後、下の橋をスタートし、川沿いを散策しながら毘沙門橋・中の橋・与の字橋・上の橋の5つの橋を見学する。途中、点検ハンマーを使って橋をたたく橋りょう疑似点検体験や、点検車両の乗車体験も予定している。

 岩手県河川国道事務所の担当者は「皆さんが何気なく利用している橋の構造や、現在の状態などをじっくり見たり、自分の手で点検してみたりといった機会はあまりないと思う。歴史好きの人にも楽しんでもらえる見学会。橋の老朽化について身近なところから考えるきっかけにしてもらいたい」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は9時~。参加無料。申し込みはファクス、メール、電話で受け付ける。定員は30人。申し込み締め切りは今月15日。

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