岩手県公会堂（盛岡市内丸）のカフェコーナー「内丸茶房」で11月1日から、リボンフラワーとワイヤクラフトの展示会「まりことかずえの作品展」が行われている。

まりこさんのリボンフラワー

　オーガンジーのようなリボンを使った花で装飾品を作るリボンフラワーを手掛けるのは、市内在住のまりこさん。同じく市内在住のかずえさんは、1本のワイヤ（アルミニウム製）をペンチ一つで曲げて雑貨にするワイヤクラフトで作品作りに取り組む。県内の別のクラフト展を通じて知り合った2人が今回、それぞれの作品を持ち寄って二人展として開催。作品はカフェの随所に展示し販売も行う。

　テーマはいずれも「クリスマスと正月」。リボンフラワーは、水引を使うなど正月の飾り物を意識した作品で、ワイヤクラフトは、ヨーロッパのアンティークなガーデニンググッズなどをモチーフにミニバスケットやカレンダーホルダー、壁掛けの装飾を出品する。

　「家の中でちょっとプラスして飾る感覚で、普段使いできるものを提案してみた」とワイヤクラフト作家のかずえさん。「ミニバスケットは用途にとらわれず、花を飾ったり、入れ物にしてもらえれば」とも。

　価格はいずれも1点500円～1,000円ほどで、オーダーにも応じる。かずえさんの作品は喫茶店「けたる」（下太田）でも展示販売する。

　観覧時間は10時～17時。土曜・日曜定休。観覧無料。今月18日まで。