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岩手町の美術館で白一色の現代美術展-サウンドアートとコラボも

白一色で作品を構成する

白一色で作品を構成する

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 石神の丘美術館(岩手町)で現在、現代美術家・長谷川誠さんの企画展「長谷川誠展-白い森の足跡」が開催されている。

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 長谷川さんはこれまでに首都圏の画廊や「萬鐵五郎記念美術館」「まちかど美術館アート@つちざわ」で作品を展示してきた経験を持つ現代アーティストで、盛岡大学短期大学部の教授も務める。

 展示作品は、平面作品を中心に6点の立体を含めた54点で、いずれも白を基調にした作品。森など自然環境をモチーフに下地材を塗ってからドリルや鉄筆で削りながら描くなど、独特の技法で知られる。3つの作品で、盛岡在住のサウンドデザイナー「parametorica(パラメトリカ)」によるエレクトロニカミュージックも聴ける。

 「展示室を歩きながら、自分なりの(森の中の)記憶と照らし合わせて、空間全体を楽しんでほしい」(学芸員)

 6月3日にはアーティストトークと「Saturday Player Meeting」による音楽ライブも予定する。

 開館時間は9時~17時。入場料は一般=300円、大学生・高校生=200円、中学生以下無料。6月10日まで。

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