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もりおか近郊自然歩道に新コース 開設記念の散策イベントも

岩手山の姿が楽しめるのも「生出コース」の特徴

岩手山の姿が楽しめるのも「生出コース」の特徴

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 盛岡市環境企画課は4月30日、盛岡市環境学習講座「もりおか近郊自然歩道を散策しよう!~生出(おいで)コースオープン~」を開催する。

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 同課では年間20回程度の環境学習講座を実施。自然散策や施設見学、子ども向けの自然観察会などを行っている。今回は市が設定している「もりおか近郊自然歩道」に新しいコース「生出コース」が整備されたことを記念し、同コースを散策する内容を企画した。

 もりおか近郊自然歩道は、市内の丘陵地や郊外の低山などにある散歩道の中から、市がコースを設定し、市民が気軽に散策できるように案内板や方向板などを整備したもの。コースは初心者向けから上級者向けまであり、1~3時間ほどで歩くことができる。

 生出コースは10番目のコースとして昨年11月に開設。玉山方面にコースができるのは初となる。宿泊・入浴施設を備えた「ユートランド姫神」を起点にした約4キロのコースで、アップダウンが少なく、初心者でも歩きやすい。ほとんどの地点で岩手山や姫神山の眺望が楽しめるのも特徴。田園風景のほか、桜並木、地域住民が手入れをする「レインボー蓮園」、バイカモやヒンジモといった水辺の希少な植物など、季節ごとに変わる風景が魅力だという。

 今回の環境学習講座ではスタンプラリー形式で生出コースを散策。散策中はコース内の植物などを紹介しながら、自然環境を守ることについて伝える。このほか、ノルディックウオーキングの体験会や、生出の写真展も予定している。

 環境企画課の担当者は「タイミングが合えばイベントの日に桜も楽しめるかもしれない。花や緑、そして田園など四季を通じて生出の自然を味わってもらいたい。イベントをきっかけに、季節ごとに生出コースに訪れてもらえるとうれしい。歩き終えたら、ユートランド姫神で汗を流して」と呼びかける。

 イベントの参加には申し込みが必要。コースを歩ける人なら誰でも参加可能。定員は100人。費用は大人=300円、小学生=150円(保険料と7月末まで利用可能なユートランド姫神の入浴券付き)。申し込みは市環境部ウェブサイト「ecoもりおか」の応募コーナーと、はがきで受け付ける。締め切りはウェブが4月18日12時、はがきは同日必着。問い合わせは環境企画課(TEL019-626-3754)まで。

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