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本場の味を盛岡で-タイ料理店「バイマックルー」が5周年

「バイマックルー」外観

「バイマックルー」外観

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 盛岡に店を構えるタイ料理店「Baimakrut(バイマックルー)」(盛岡市中ノ橋通1、TEL 019-622-8109)が、1月18日に開店から5年を迎えた。

タイの雰囲気たっぷりの店内

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 タイ人シェフが作る本格タイ料理を提供する同店。席数は34席で、夏にはオープンテラス席でタイ気分も味わえる人気店だ。

 店主の菊地政志さんは東京のタイ料理店で15年間働いた経験を生かし、「タイ料理を知ってもらい、好きな人には楽しんでもらいたい」と2008年1月18日に中ノ橋通に店をオープン。「もともとタイ料理が好きで、店を出したいと思っていた。タイに1年ほど住んでいたこともあって、チェンマイの川沿いで食事をしたときにこんな所で店ができたらなという憧れがあった」と菊池さん。念願だった川の近くに店を構え、夫婦二人三脚でこれまで頑張ってきた。

 ランチメニューは、それぞれドリンク、サラダ、ライス、デザートがセットでグリーンカレー(900円)、レッドカレー(900円)のほか、タイやきそば「パッタイ」(860円)やトムヤムクンスープを使った「トムヤムラーメン」(840円)などがある。調味料セットが付いて自分の好みに味が調節できるのも魅力。ディナーメニューは85種類をそろえ、東南アジア産のビールも楽しめる。コースも用意し、春巻きやタイカレーが楽しめる「グリーンカレーコース」(3,300円)が人気だという。

 現地に行って新しいタイ料理を学び、取り入れることにも積極的だ。「タイ料理も常に進化しているので、(新しいものを)どんどん出していきたい。内装もタイのものを使っているのでタイの文化や旅行にも興味をもってもらえたらうれしい」と話す。また、味にこだわった本格的なタイ料理を盛岡で提供するために、材料調達も苦戦したという。「サラダの野菜もタイからの輸入品を使っている。冬は寒いから大丈夫だろうと普通便で送ってもらったら寒すぎて野菜が凍ってしまい使い物にならない時もあった。テラスに飾っていたプラスチックのフラッグが凍って砕け散ったこともあり、冬が厳しい盛岡の洗礼を受けた」と、これまでを振り返る。

 菊地さんは「いまだにタイ料理は『辛い』『臭い』というイメージがあるけれど、そういうものだけではないので一度食べてほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=18時~24時。月曜定休。

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