プレスリリース

東京・文京学院大学オリジナルプログラム『釜石スタディケーション2024』開始 8名の学生が2週間かけて地域課題を解決しビジネスの創出を支援

リリース発行企業:文京学院大学

情報提供:

 文京学院大学(学長:福井勉)は、本学と包括連携協定を締結している岩手県釜石市にて、 2023年度から開始している、「Study(勉強)」と「Vacation(休暇)」を組み合わせた「スタディケーション」を2024年5月12日より開始します。学生たちは2週間、釜石市に滞在しながら地元企業や行政と連携し、地域が抱える課題解決に取り組みます。このプログラムは、コロナ禍で減少したリアル・コミュニケーションや学外活動の機会の充実を図り、特定の場でしか得られない学びを通じて、学生の自己成長と社会性の向上を促し、地域社会の発展にも貢献することを目的としていて、高度なコンピテンシーを有する人材の育成にも繋がっています。  2024年度は、5月12日(日)~26日(日)の期間、経営学部7名と本学で学んでいる留学生1名が釜石市の地元企業や行政機関、旅館で釜石の事を学びながら、それぞれの魅力を発信する支援を実施します。


「釜石スタディケーション」実施概要


昨年実施した釜石スタディケーションの様子
 老年人口が多くを占める岩手県釜石市では、若年層の市外流出による人口減少や人手不足が課題となっており、市では地域の活性化や移住を促進するシティプロモーションを強化しています。また大学が無い地域のため、受け入れに当たって、インターンシップ先の企業や行政機関からは、学生たちの感性や発想力を通して、地元企業だけでなく市全体の活性化や発展、ひいては地域創生への貢献を目指したいと期待を寄せられています。
 8名の参加学生は、旅館、水産加工業、酒造、市役所の4つのグループに分かれ、現地でのオンデマンド授業などを受講しながら、6日間のインターンシップにも参加します。2週間の滞在では、様々な体験から、釜石市の魅力を知り、普段の生活ではできないような体験や地域の人との触れ合いを経験します。また、ウズベキスタン世界言語大学の留学生は、ハラルに関する情報の提供や、国際交流の支援などとしても参加をします。
 スタディケーションは、東京から離れた地方で授業を受けながら、その場でしかできないフィールドワークを実施することで学生に新たな教育環境を提供します。スタディケーションを体験することで、学生の生き方も変わり、地域も変わることを期待しています。

■2024年度『釜石スタディケーション』協力先企業・行政機関と主な業務内容と課題
【料理宿】宝来館(URL:https://houraikan.jp/)学生2名がインターンシップ予定
 ・旅館業務全般の支援
 ・宿の公式SNSの運用、学生のアイディアを生かし集客に繋がる情報発信の支援
【水産加工品製造販売】津田商店(URL:https://www.tsudashouten.co.jp/)学生3名がインターンシップ予定
 ・新たに立ち上がったSNSプロジェクトチームに参加し、実際にチームとのミーティングを通して、現状のブランディングやマーケティング課題を設定し、ECサイト立ち上げに向けての広報企画を立案
 ・製品「子どもようおさかなさん」の情報発信
【酒造】浜千鳥(URL:https://hamachidori.net/)学生2名がインターンシップ予定、2024年度初実施
 ・酒米農家、酒販店の訪問取材、地域おこし活動者の訪問取材をもとに、浜千鳥の課題と解決を考察
 ・地酒の情報発信
【行政】釜石市役所(URL:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/)留学生1名がインターンシップ予定
 ・国際交流課業務のサポート、「英語遊び」のサポート、市内保育施設のサポート
■釜石スタディ―ケーション情報発信 公式SNS
 X: https://twitter.com/bgu_inkamaishi
 Instagram: https://www.instagram.com/bgu_inkamaishi/

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