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盛岡で「パワ古品」の交換会 思い出を共有し、中古品を誰かの縁起物に

これまで集まったパワ古品の数々。さまざまな思い出と共に紹介されている

これまで集まったパワ古品の数々。さまざまな思い出と共に紹介されている

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 盛岡市の関係人口交流拠点「盛岡という星で BASE STATION」(盛岡市菜園1)で4月22日、持ち主にとって思い出がある中古品を交換する「パワ古品物々交換会」が開催される。

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 同イベントを企画した岡本紗矢香さんは、2013(平成25)年に県外から盛岡へUターン。その後、盛岡に住む人との交流が少なく、寂しさを感じていた時期があったという。岡本さんは「誰でも気軽に集まって参加できるイベントがあればいいな、もっと面白いイベントがあればいいのになと思っていた」と話す。

 岡本さんは、市が関係人口の創出などを行う「盛岡という星で」プロジェクトのインターンシッププログラムや新しい企画を考えるイベントに参加し、「自分一人でイベントをやるなら何ができるだろう」と考え始めた。企画に当たっては、誰でも参加できること、すてきな物に出合える可能性があること、温かい気持ちになること、人とのつながりが感じられること、「変なことをやっている人がいる」と思ってもらえることなどの点がクリアできる内容を意識した。

 そこで思い付いたのが「中古品の交換会」。中古品について持ち主の思い出や良いエピソードを知っていれば、縁起物のような「良いパワーが宿っている中古品」になり得るのではないか、というアイデアを基に「パワ古品」と名付けた。

 岡本さんは「物を簡単に捨ててしまうのではなく、一つ一つに記憶と個性があることを改めて思い出すきっかけになれば。『これはパワ古品か?』という視点で物を見つめ直すと、同じ物なのに印象が変わることもあり面白い」と話す。

 当日は事前に募集していたパワ古品を会場に展示し、来場者は自分のパワ古品を持参する。持参したパワ古品には、説明書にタイトル・物と出合った時期・エピソード・持ち主の名前を記入。名前は仮名やニックネームで構わない。来場者は展示されたパワ古品の中から交換したいものを選び、会場のスタッフに声をかけ、交換したパワ古品の代わりに自分が持参したパワ古品を展示。新しいパワ古品は会場で写真を撮り、何と何が交換されたかを記録する。交換したパワ古品の記録は今後小冊子にまとめる予定。

 展示用のパワ古品は21日まで募集。インスタグラムのメッセージ機能を通じて岡本さんに連絡するか、会場の「盛岡という星で BASE STATION」に設置した回収ボックスへ直接持ち込む。持ち込みの場合は同施設の受付に声をかける。事前に集まったパワ古品はインスタグラムで紹介している。

 岡本さんは「家で眠っているいらないものが誰かに幸せや勇気を与えるパワ古品かもしれない。みんなでパワ古品を循環させてもっとハッピーな毎日にしてもらいたい」と呼びかける。

 開催時間は12時~16時。参加無料。

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