「いわて県民情報交流センター アイーナ」(盛岡市盛岡駅西通1)が通年で募集している、「アイーナの写真コンテスト2024-2025」の締め切りが2月28日に迫った。
同施設では来館のきっかけをつくろうと2015(平成27)年に写真コンテストを始め、今回で10回目を数える。施設内には運転免許センターやパスポートセンター、図書館などが入居するほか、ホールや会議室、調理実習室といった貸し出し施設があり、利用者の多くは目的の場所以外に立ち寄らないことが多い。写真を撮るために施設内を巡り、さまざまな設備や利用方法を見つけてもらうことを狙う。
コンテストは「アイーナを象徴する写真」をテーマに、季節ごとの写真を撮影してもらおうと、作品は通年で募集。同施設管理事務局の担当者は「そろそろ、この1年間で撮った写真を厳選して、忘れずに応募してほしい」と呼びかける。作品数は年々増加し、昨年は50点ほどの応募があった。
「象徴的な」というテーマから、さまざまな場所や視点で撮られた作品が集まる。担当者は「施設の中や外、近寄った写真、かなり遠くから撮った写真もある。審査をする私たちも『ここから撮影するとこうなるんだ』と驚く作品がたくさんある。広い視点でアイーナを捉えてもらいたい」と話す。
作品は未発表の物に限る。サイズはキャビネ判または2L。必要事項を記入した応募用紙と共に郵送と持参で受け付ける。1人または1団体につき3点まで。締め切りは2月28日(郵送の場合は消印有効)。結果発表は3月中旬にウェブサイトに掲載し、応募作品は施設内で展示するほか、広報資料として活用する。