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いわてグルージャ盛岡が市長表敬訪問 JFL優勝とJリーグ復帰へ所信表明

内館市長といわてグルージャ盛岡の坂本社長ら

内館市長といわてグルージャ盛岡の坂本社長ら

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 日本フットボールリーグ(JFL)所属のいわてグルージャ盛岡が1月14日、第27回JFL開幕に向けた所信表明のため、内館茂盛岡市長を表敬訪問した。

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 同チームは昨シーズンJ3リーグで5勝7分け26敗、勝ち点22の戦績で最下位となり、JFLに降格。2014年シーズンに東北社会人リーグからJリーグへ昇格した同チームとしては初めてのJFLでの戦いとなる。

 当日はチームを運営する「いわてアスリートクラブ」の坂本太樹社長、水野晃樹GM兼強化部長、星川敬監督、菊池利三ヘッドコーチ、弓削翼選手の5人が盛岡市役所を訪れ、内館市長にJFL開幕に向けた意気込みなどを伝えた。

 星川監督は「JFLを勝ち上がり、1年でJリーグに復帰することを目指す。県民の皆さんが応援したくなる、試合会場に足を運びたくなるサッカーをしたい。Jリーグ昇格だけではなく、Jリーグにとどまれる基盤づくりも重要。昨シーズンはさまざまな弱さを感じた。リスタートとなる今シーズンは勝者のメンタリティーを身に付けて臨みたい」と話す。

 岩手出身の菊池ヘッドコーチが「岩手の皆さんの応援には心から感謝している。恩返しをするためにもサッカーを通じて結果を出したい」と話すと弓削選手は「まずはピッチの上で結果を証明したい。新体制の練習も始まったばかりだが、JFL優勝とJリーグ復帰の目標に向かって頑張る。サポーターの皆さんにも苦しい思いをさせた。皆さんに喜んでもらえる結果を出す」と意気込んだ。

 「Jリーグ復帰の大きな課題となるのは試合の入場者数」と坂本社長。「過去最多の入場者数を目指さなければならない。選手が試合で結果を出すことはもちろんだが、イベントやスタジアムグルメ、子どもたちに向けた取り組みなども充実させたい。何よりも応援したいと思ってもらえるチームづくりをしていく」と話す。

 内館市長は「JFLに舞台を移すことにはなるが、頑張って市民・県民の期待に応えてほしい。私も会場で試合を観戦したい」と伝えた。

 チームの開幕戦は3月9日。三重県でヴィアティン三重と対戦する。

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