見る・遊ぶ 買う

盛岡珈琲フェスティバル前夜祭が初開催へ イベントの空気感をつくり、広げて

「コーヒー好きの皆さんと一緒に空気をつくっていきたい」と関さん

「コーヒー好きの皆さんと一緒に空気をつくっていきたい」と関さん

  • 2

  •  

 「盛岡珈琲(コーヒー)フェスティバル前夜祭2024初夏」が5月19日、「クロステラス盛岡」(盛岡市大通3)で開催される。

[広告]

 「盛岡珈琲フェスティバル」は、県内外のコーヒー店やコーヒー好きが集まるイベントとして2019年に開始。営業を始めたばかりの店や実店舗を持たない人の出店、学生によるコーヒーサークルの参加、コーヒー豆の委託無人販売など新しい試みを取り入れながら継続してきた。昨年10月に10回目の開催を迎え、6月には11回目の開催を控える。

 実行委員会のメンバーで「ねるどりっぷ珈琲 機屋(はたや)」の店主・関基尋さんは「10回続けてきたことでコーヒー好きのイベントとして定着し、最初に構想していた内容も実現できてきた。その一方、マンネリ化や慣れの空気感も出始めたことにも少し悩んでいた」と話す。引き締め直すためにも、実行委員会や出店者の予行演習の場として本番前のプレイベントを初めて企画したという。

 今回は盛岡市内と近郊地域などから7店ほどが出店予定で、テイクアウトドリンクの提供や物販を行う。コーヒー豆の無人販売には、日本各地のほか台湾からも2店参加する。出店者の中には、ボランティアスタッフやコーヒー店の利用客からコーヒー豆の販売を始めた人もいるという。

 ミニイベントも検討中で、協力店から預かったコーヒー豆を関さんがネルドリップでいれる企画などを計画しているという。「同じ豆でもいれる人が変わると味も変わるのがコーヒーの魅力。やるとすれば真剣勝負だ」と関さんも表情を引き締める。

 「プレイベントを通して、珈琲フェスティバルに関わる人間同士の淡いつながりが濃くなることにも期待したい。6月の本番に向けて、一緒に空気感をつくり、広げ、盛り上げてもらえれば」と呼びかける。

 開催時間は11時~17時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース